セルビアとの強化試合を終えて
セルビアの首都ベオグラードにて、日本VSセルビアの強化試合が行われました。日本にとっては、オリンピック前最後の調整試合となります。欧州に渡り、エストニア、ドイツ、セルビアという世界トップクラスの強豪国とこのタイミングで試合が出来たことは幸運だったと思います。調整いただいたJBAや各国協会の皆さまには感謝です。
さて、結果は、119-100。ドイツ戦に続き点差だけで言えば大敗ですが、収穫は大きかったのではないかと思います。八村塁選手は、29P、別格の活躍。渡邊雄太選手が遂に復帰。プレータイムは、15分19秒とコントロールしながらも10P。日本代表の攻守に渡る安定感が増しました。河村勇輝選手も流石の適応力、吉井裕鷹選手のフィジカルとゴール下の得点は頼もしかった。
注意が必要なのは、インサイド陣のファールトラブル。大きくて、速くて、強くて、うまいというありえない級の選手がどこにもたくさんいるんですよね。
セルビアも流石に強かった。しかし、ドイツ同様ホームの大観衆の前でモチベーション高く試合に臨んでくれて良かったです。強化試合ですし、評価は難しいですが、チームは良くなってきています。「渡邊雄太選手のコンディション含め、色々な事がありましたが、ようやく準備が整いました。世界のトップディフェンスチームに100点取れたのはプラスととらえて、最終調整していきます」と東野技術委員長からも連絡がありました。
本番でドイツ、フランス、ブラジルという高い壁を乗り越えて新たな歴史を創ってほしいです。私も26日現地入りして、全ての試合を見届けてきます。
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