Bリーグチェアマンクラブ訪問その37 バンビシャス奈良
バンビシャス奈良を訪問してきました!今回はスタッフ向けの勉強会、島田塾を行ってきました。
しっかり距離をとった上で、選手たちにも謝辞と激励をさせていただきました。Bリーグ将来構想についても直接説明しました。
メディア取材もしていただきました。
私が副チェアマンだった3年前にもバンビシャスに訪問し島田塾を開催しました。それ以来の訪問でしたが、当時から残っているスタッフは3分の1くらい。新しく加入したスタッフたちとともに、バンビシャスはクラブ創設以来苦労してきたところを抜け出し始めている状況です。
今回の島田塾ではまず、バンビシャスの強み・弱みを全スタッフにヒアリングして共有しました。弱みの部分としては
「まだ力が足りない」
「地元での認知が低い」
というような意見が多かった。強みとして上がったのは、熱心で愛情のあるファン・ブースターの多さです。苦しいときもみなさんのことを思って頑張れる。スタッフはみなさんの暖かさに救われています。
そしてもう一つ強みとして上がったのが、マスコットのシカッチェです。毎年行われているBリーグマスコット総選挙。上位は軒並みB1人気クラブのマスコットたちが占める中、常に1桁順位に入り続けています。これからも頑張れシカッチェ。個人的にも応援しています。
このデカッチェぬいぐるみは小野龍猛選手にプレゼントしました(笑)
島田塾はアカデミー・営業・興行のグループに分けて質疑応答、グループごとのディスカッションと進み、計5~6時間みっちりやらせていただきました。強みを活かし、弱みを消し、やるべきことを明確にして1つ1つ取り組んでいって欲しいです。
島田塾がいい刺激となり、バンビシャスがさらに良い方向に行くことを期待します!
選手の練習見学、U-12の激励もさせてもらいました。
新B1基準は確かに大きく遠い目標ですが、覚悟を決めて本気で頑張れば実現できないことではありません。諦めずに頑張ってほしい。
バンビシャスは経営面でずっと苦しんできましたが、初期からのスタッフの努力によって本当にギリギリのところで生き延びてきたクラブ。そのたくましさは素晴らしいものがあります。
少しずつ少しずつ上向いてきて、ここからはクラブの第二の創業期とも言えるのではないでしょうか。苦労の多かったクラブがここから発展するよう、私も全面的にサポートし応援したいです。
そして、選手・スタッフを暖かく応援してくれているファン・ブースターとともに創り出す会場を見ずにはいられず、17日ホーム最終節に急遽行くことにしました!当日いらっしゃるみなさまよろしくお願いします。
経営面についてはファン・ブースターの方々も心配することも多かったでしょうが、バンビシャスのスタッフたちは奈良を盛り上げていきたいという気持ちがとても強いです。ぜひ、ますます愛情を持って応援をよろしくお願いします。