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中国上海市で開催された上海フューチャースター大会にBLEAGUE U18 選抜として参加しました

8月6日(火)~8月11日(日)にかけて中国上海市で開催された上海フューチャースター大会にBLEAGUE U18 選抜として参加しました。帯同したバスケットボールオペレーション(強化育成)グループマネージャーの黒田さんからの報告を元に共有させていただきます。

BユースU18としては、U18が始動してから初の国際大会(海外遠征)の参加となりました。

<予選リーグ>

・8月6日  B.LEAGUE U18選抜チーム 77 - 75上海市⾼校⽣連合チーム(中国)

・8月7日  B.LEAGUE U18選抜チーム 61 - 63 U18中国代表チーム(中国)

・8月8日  B.LEAGUE U18選抜チーム 43 – 63 Honey Badgers (カナダ)

<順位決定戦>

・8月10日 B.LEAGUE U18選抜チーム 79 - 70 Igokeam:tel (セルビア)

≪大会結果

8チーム中7位

【予選リーグ】

予選リーグ初戦は、上海市高校生連合チーム相手に逆転勝利。

翌日のU18中国代表チームは、U17ワールドカップ2024にも参加した中国を代表する選手で構成され9月から始まるFIBA U18アジアカップ2024控えた代表チームであり、予選リーグの重要な試合と位置づけて臨んだ対戦でした。

U18中国代表チームは、スタート3名が2メートルを超える大型ラインナップ。Bユースは高さでは劣るものの激しいディフェンス、身体を張った全員リバウンド(BLG:40本:中国U18:40本)で応戦。

さらには、スペーシングを意識し5人全員が連動するオフェンスからのスリーポイントシュートが高確率に決まり(10/24:41.7%)終盤まで接戦が展開されました。最後のフリースローが勝負の分かれ目となりましたが、最後にシュートをトライした選手、U18中国代表をここまで追い込んだことは評価したいと思います。

勝てば決勝トーナメント進出がきまるカナダ(クラブチーム)との対戦は、第3Qまで一進一退の試合展開でしたが、終盤シュートを決めることができず、相手のエースに連続得点を与えてしまい20点差での敗戦となりました。

【7位―8位順位決定戦】

順位決定戦・決勝トーナメントは、上海シャークスのホームアリーナである上海アリーナで試合を開催。7位-8位順位決定戦としてセルビア(クラブチーム)と対戦。

U18中国代表チーム戦と同様にアウトサイドシュートが確率よく決まり(13/39:33.3%)、今大会初めてリードする形で試合を展開し、途中セルビアの追い上げはありましたが、9点差で逃げ切り、大会通算成績2勝2敗で全日程が終了しました。

大会公式クルージングで船上でのイベント、選手交流会に参加。各国チームとの交流会や上海の夜景を楽しみました。このような経験も大切なことだと思っています。

どのチームにも2メートル以上の大型選手が所属しており、チーム力の観点からもレベルの高い大会でした。7月のU17ワールドカップ2024で優勝した選手が所属するクラブチームも参加しており、直接対決はありませんでしたが、同世代の世界レベルの選手を目の前で感じることができたのも大きな財産となりました。国際大会では、40分間ハードに戦い続け、ターンオーバーを減らすことやFT・シュートの確率を高めることの重要性を大会を通じて学ぶことができました。

今回は、各クラブから12名の選手が集まり、大会前日の練習1日のみで試合に臨みましたが、斎藤HC/上田ACの求めるバスケットを選手は体現してくれたと思います。短期間でチーム作りをした、コーチ陣もよくやってくれましたし、コーチ陣にとっても国際試合の経験は貴重な機会になったと思います。

こういう機会を早い段階で経験することが、今後の成長に間違いなく繋がります。Bリーグでは、ユースの活動をしっかりサポートし、日本の育成・強化にも貢献していきます。






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島田慎二
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