見出し画像

B.LEAGUEから輩出されたNBA選手数のカウント方法の整理について

昨日のnoteで投稿したB.LEAGUEから輩出されたNBA選手数のカウント方法の整理について、様々なご意見をいただきました。カウント方法については、リーグ内で様々な議論を重ねて決定しましたが、その経緯についての説明が不足しておりましたので、改めて補足させていただきます。 

 2030年までに5名のNBA選手を輩出するという目標を掲げている我々にとって、その目標達成のために出来るだけ多くの選手をカウントしたいと思うのが正直なところです。しかし、「B.LEAGUEから輩出した」ということは、つまり「B.LEAGUEで成長してNBA選手になった」ということとイコールだと思っています。

多くの外国籍選手は、実績があり戦力補強の役割も大きく、B.LEAGUEで成長して輩出したとは言い難い。元々NBAでプレー経験のある外国籍選手も同様です。その上で、日本人選手と外国籍選手のカウント方法は分けるべきであり、あえて厳しい条件を選択しました。

 また、NBAとの契約内容、コートに立ったかどうかではなく、ベンチ登録されたかどうかで判断することも合わせて決めています。

 差別や区別ではなく、B.LEAGUE内での定義とは言え、外国籍選手に対してB.LEAGUEが輩出したという印象となる以上、リスペクトに欠けることがないよう配慮した側面もあります。

 決定した外国籍選手のカウント方法において再調査しましたが、B.LEAGUEから輩出したNBA選手は、開幕から調べて0人でした。そして日本人選手は河村選手が初めてという結論に至りました。2030年までに5人輩出するという高い目標を掲げているB.LEAGUEは、引き続き選手の海外挑戦を全力でサポートしていきたいと思います。

B.LEAGUEから輩出されたNBA選手数
達成目標年度 2030年

選手数のカウントについて
●日本人と外国籍のカウント方法は別とする
●日本人選手の対象は以下  
 ※B.LEAGUE(ユース含む)所属後に、NBAに行った選手を対象。(B.LEAGUE所属後に他リーグ等を経験していてもカウント対象)
 ※日本人選手とはリーグ登録国籍が日本、またB.LEAGUE在籍時に帰化した場合は日本人選手としてカウント対象
     ・他リーグのみ→B.LEAGUE→NBA
 ・B.LEAGUE→他リーグ→NBA
 ・高校・大学→他リーグ→NBA→ B.LEAGUE →NBA
 ・Bユース→他リーグ→NBA
 ・Bユース→NBA
●外国籍選手の対象は以下
   ※2016年から所属している選手が対象。B.LEAGUEから直接NBAに行った選手のみが対象
 ・他リーグのみ→B.LEAGUE→NBA
 ・B.LEAGUE→サマーリーグ/Gリーグ→NBA
 ・サマーリーグ/Gリーグ→他リーグ→ B.LEAGUE →NBA
    ※下記は対象外(過去1度でもNBA所属していたら対象外)
 ・NBA→ B.LEAGUE →NBA  
 ・B.LEAGUE →他リーグ→NBAは対象外


いいなと思ったら応援しよう!

島田慎二
お読みいただきありがとうございます。記事を良いと感じていただけたら、ツイッターなどで記事を紹介していただけると嬉しいです!