男子日本代表 国際強化試合2023 in 韓国 Day1
国際強化試合でソウルに来ています。コロナもあり5年ぶりの日韓戦ということで、かなり盛り上がっております。なんとチケットは、土日とも3分で完売したほどです。
中村太地選手もKBLで2シーズンプレーした経験もあるということと、本日の試合の解説もあるということで弾丸ツアーを決行していました。アリーナ内でも多くの韓国女性からタイチ!タイチ!と声をかけられたり、サインを求められたりしていました。
人気があってこちらまで嬉しくなりました。本人も言っていましたが、苦労は多々あったものの、財産になったことも多かったようです。海外挑戦した経験がある人にしかわからない世界です。特にKBLは、フィジカルなリーグであること、言葉の壁、そして、先輩後輩、縦社会が厳格なのでタフだと思います。だからこそ、トライして欲しいですね。
会場は、3500名くらいのサイズですが、日本でいうところの代々木第二みたいなところだそうです。韓国バスケ界にとっては、聖地と言われているところらしいです。
やはり、声出し全開、また、ファンは、超がつくほど声援がデカい(大きいでは表現できないので)選手たちも圧を感じたでしょうし、アウェー感が半端なかったのではないかと思いました。サッカーの試合でお馴染みの「テーハミング!テーハミング!」コールを生で聞きましたが、会場割れんばかり、迫力があります。ニッポン、チャチャチャに相当するのでしょうが、威圧感はかなり有り、要注意です。
試合については、日本を最大限リスペクトしてスカウティングもしっかりしていたのと、前線からかなりプレッシャーもかけていたので強化という意味ではありがたかったです。
韓国の選手は、サイズもありますし、フィジカルも強く、よく走るし、シュートも上手い選手が多い。かなり手強かったかなと思います。韓国代表は、コロナで予選ラウンドを辞退したためワールドカップには出場しませんが、実力はアジアでもトップクラスです。
今回は、日本代表は数名、合宿参加していますが、ロスターに入っていませんでした。韓国代表も帰化選手を含む数名コンディション不良で出場しておらず、状況は似ている中での試合ですね、と韓国バスケ協会の皆さまとは話していました。
日本代表は、要所要所で、スリーポイントが決まり追い詰めましたが、悔しい敗戦となりました。トランジッションのチャンスはありましたが、なかなか決めきれなかったことが痛かったかなと思います。しかし、日本代表は、ベストではなかった中で、粘り強く戦っていました。どのように修正するかもありますが、どこまでタフに戦えるか、メンタルが重要になる相手だと思います。
韓国バスケ協会の皆さまからも、日本代表はやはり変わった、進化しているというリアクションも多々ありました。この日韓戦を毎年続けていくことで、お互い切磋琢磨していきたいとも言われました。もちろん、ぜひと。
ハーフタイムでは、昨シーズンで安養KGCを引退した、韓国代表としても14年間もプレーしたヤン・ヒジョンさんの引退セレモニーがありました。ニックネームは キャプテンとのことです。
SKナイツのエースであり、韓国代表でもあるキム・ソニョン選手。日本代表と韓国代表の宿泊ホテルが一緒なので会いますね。KBLの今シーズン最高年俸選手とのこと。B.LEAGUEに興味がある選手は多いとのこと。KBLのトップ選手が続々加入してくると、リーグ内での日本人選手との競争は更に激化することになると思います。
キムKBLコミッショナーと事務局の皆さんと懇親会。お互いシャトル外交を続けていますが、来年のKBLのファイルに行くことを約束しました。B.LEAGUEと同じで、開幕戦、オールスターゲーム、ファイルがビックイベントになるようですが、加えて年越しバスケというものがあるようです。大晦日の22時に試合開始して、終わって会場にいるファンと選手たちでカウントダウンをするそうです。これがかなり盛り上がるのでと、お誘いいただきましたが、さすがにと笑
強化試合とは言え、勝負は勝負。今日は、勝利に拘り、タフに戦って、勝って帰りたいです。少ないですが、韓国まで応援に来ていただいているファンもいました。本当にありがたいです。本日も応援をよろしくお願いします。