入院中、あまりにも環境が辛くて、本気で退院早める相談しようかなと、逃げ出すことばかり考えていた時に ふと思い出した。 なんでこんな思いをしてまで、手術を受けようと決めたのか。 また登るため。 もっと登るため。 色んな所へ行くため。 美しいものを観たい。 美味しいものを食べたい。 美味しいお酒を飲みたい。 それを好きな人と、好きな人たちと、共有したい。 つまり、自分の為。 頑張れ、私。 なんてこともあった入院生活。 今はもう退院して日常生活に戻ってきましたが、 あ
さて、気がつけば10月もそろそろ中旬に。 月日が経つのはあっという間。 入院前、2ヶ月半なんてあっという間だよ!と言われた時は、嘘だー!と思いましたが、あながち嘘でもなかったです。笑 長いと言えば長かったけれど、思っていたよりはあっという間。 わりと淡々と過ぎた気がします。 尤も、病院スタッフ以外には会えない日々なので、それなりにメンタルはやられました。笑 そんな中、折に触れて連絡をくれた友人達には本当に感謝しています。 現在は退院して自宅療養中ですが、実は入院
晴れて車椅子に移れるようになったので、病棟をウロウロしたり、売店に行ったりできるようになりましたが、2週間ベッド上だったところから急に動くようになった為か、あちこち猛烈に痛くなってしまい、移動の度にぜーはーしています。 元々腰痛も出やすかったけれども、それに似たような痛み、あとは傷口や、オペ箇所に関連する筋肉などなど。 オペ翌日に横向きの姿勢を取らなければならなかった時(勿論看護師さんに介助してもらいながら)が1番痛かったけれども、それを10とすると9くらいの痛みが出てき
やっっっと、長い2週間が過ぎました。 オペから14日目に、車椅子に移っても良いと予め決まっています。 そんな訳で本日、車椅子移動チャレンジだったのですが、無事に移動できました! まだ、手術した方の脚を地面に着かずに上げておくというのが完璧ではありませんが、及第点はもらえました。 元々、オペ前から脚が上がらなくなっていて、何もない所で躓くこともしょっちゅうだったので、脚を上げておくのが思っていた以上にハードル高かったです。 ベッド上のリハビリでも取り組んできましたが、
さて、いよいよヤバいなと思って病院にかかろうと思った訳ですが、問題は病院。股関節専門医の先生がいるところで探しましたが、最初はなかなか見つけられず。 膝や脊髄は沢山出てきても、股関節ってなかなかないのです。 見つけてくれたのは母。知り合いにたまたま骨切り術→人工関節置換術を受けた方がいたそうで、その方の知恵を借りて見つけてくれたのだそうです。 JR東京総合病院。 ここには、股関節の専門外来があります。 他にも股関節専門医の先生がいらっしゃる病院はいくつかありましたが
二十歳の頃から痛みはあったのですが、明らかに負傷して痛みがあったわけではないので、最初は何の痛みだか分かりませんでした。股関節だけでなく、膝が痛むこともありました。 そんな訳で行ったのは整骨院。 でもどこも異常ないねと言われる。 そんなこんなでずっと謎の痛みでしたが、母方の祖母も同じような股関節の痛みを訴えていて、歩き方も似たようにびっこひいて歩いていたのです。 ある時祖母が股関節の人工関節置換術を受けると聞きました。 もともと臼蓋形成不全があり、軟骨が減ってしまっ
さて、趣味のために仕事辞めて手術するのかとか言われたりもしましたが、その通りな側面もあると思うけれども、そういう訳でもないという話を。 仕事は結構立ち仕事で、制服は薄手のスカート。 冬は自動ドアが開けば外気が直撃しますし、夏は冷房でガンガン冷やされます。私は異様に下半身が冷えやすく、できうる限りの対策をしていましたが、立っているとどんどん冷えて硬くなっていってしまいます。 立っているだけで息を詰めてしまう状態で、それはそれは疲れる。 どうにか1日終えて帰路についても、
さて、時系列に書いていこうかと思っていましたが、せっかくなので、今!のことも。 今はオペ後1週間を過ぎたところです。 身体を起こす角度が60度まで起こしてもよくなりました。 ご飯を食べるのがだいぶ楽。 術後から1週間は45度までだったので、ご飯を食べるのに鏡台を使っていました。何が入っているのか見えにくいから。 術後は麻酔の影響で吐き気があったり、熱が続いて怠かったりで、食欲も落ちていました。 器の中身が見えなくても、メニュー表もあるし、ある程度食べられるのですが
なんとなく気になりだしたのは、二十歳前後の頃でした。 かなり重たいバッグを持って、ヒールで歩いていたあの頃。 股関節には優しくないですね。笑 まず、重い荷物を持つとそれだけ股関節に負担がかかりますし、体重も軽い方がいいと言われます。 (しかしただ痩せればいいというわけでもなく、股関節を支える筋肉は必要です。) ヒールでは安定性が悪いし、足首の動きが小さくなるために浮腫みやすい、血流が悪くなって筋肉が硬くなり、結果として痛みに繋がります。 ま、そうは言っても、当時は
なんだか聞いたことない名前だと思います。 股関節って、脚の骨の付け根の部分が、骨盤側に嵌っています。 お椀を逆さにしたようなところに、丸い球状の骨頭が嵌っているのですが、そのお椀の部分が臼蓋。 その臼蓋の部分がいまいち発達しなかったために、骨頭の覆われている範囲が少ないのが、股関節臼蓋形成不全というものです。 普通の人は約4/5くらい覆われているそうですが、私の場合は両脚ともだいたい1/3くらい。 つまりは嵌りが浅い。なんとも不安定なのです。 浅いと、体重を支える
Hitomiです。 私は今まさに、左股関節の骨切り術を受けたところ。 これまでの症状や、手術、リハビリのことなど、これからお伝えしていければと思います。 数年前から趣味でクライミングをしており、復帰を目指すと決めていますので、スポーツをする方にも、何か伝わるといいなと思っています。 よろしければ、お付き合いください。 Hitomi