窓秋号と俳壇9月号
窓秋号が届きました。「窓の会」の雑誌「窓」は年2回(春と秋)刊行です。総勢112名の俳句15句と、「辞書のことば」でのエッセイが載っています。俳句もさることながら、エッセイも人となりや考え方がわかって面白いです。そして、今号から表紙が変わりました。
表紙は、「窓の会」の常連松本秀一氏です。愛媛県の宇和島に住んで、船団の会から参加して、銅版画家であります。銅版画での、とうもろこし、は新鮮で好評です。「窓」秋号、少し在庫があります。
☆窓 2024年9月9日号 窓の会発行 1000円(税込み)
☆ 俳壇9月号 本阿弥書店 900円(税込み)
8月14日発売の俳句総合誌「俳壇9月号」に、現代俳句の風のコーナーに6句掲載してもらいました。
特集記事は、「忌日俳句のあつかい方」で各結社の先生方が主宰の忌日俳句を鑑賞されています。また、栗林浩氏による書評では、坪内稔典先生の「老いの俳句」(株式会社ウエップ発行)「リスボンの窓」(ふらんす堂)が書かれています。とんぼり句会でお世話になっている、ふけとしこ氏の「変わりものの記」も好評連載中です。
娘の名ついているいる春蜜柑
花蜜柑ひとりあそびの空青く
夏蜜柑一個分より軽い罪
片恋の思い出話夏みかん
もう少し生きてみようよ青蜜柑
問題ない蜜柑笑っていたとして