ケムリからどう逃れるか
軽度のバセドウ病と診断され、とりあえず4大タブーである
・アルコール
・カフェイン
・タバコ
・ストレス
のうち、アルコールは自分の意志で止めています。
(カフェインについては改めて書きます)
最大の問題はタバコです。
私は元から吸わないのですが、問題なのは受動喫煙です。
それも、外食時における受動喫煙。
で、解決策はというと
(外食には)行かない。自炊する。
これしかありません。
何故なら、ケムリからは逃げられないから。
昨今は禁煙・嫌煙ブームですが、それでもタバコを吸っている人は多いです。私の周りでも、吸う人の方が多いかなという印象です。
特に会社がオフィス街にあるので、ランチに出たらそりゃもうそこかしこでプカプカ吸っているサラリーマンだらけ。
道端で吸われたらまだ避けられるんですが(これも嫌いですが)飲食店だとどうしようもない。
密室だから逃げられない。
だから行かない(行けない)。今のところそれしかありません。
私は外食が好きで、週に4日近くは外食でした。
生きがいと言っても良いです。美味しいものを食べるために働いてます。
ご飯屋さんだと自分じゃ作れない美味しい料理を食べられるし、美味しいお酒も飲める。お店の人と話すのも楽しくて好きです。今も。
社会的には禁煙者の方が強くなってきていますけど、飲食店だと未だに喫煙者の方が立場上ですよね。禁煙者の方が肩身がせまいです。
お店には灰皿も用意してあるし。場所柄もあるでしょうが、タバコ吸えます!な飲食店はあるけど、タバコ吸えません!喫煙者お断り!な飲食店はまだ見たことないです。
私がよく行っているご飯屋さんでも、いろんなお客さんがいて、タバコを吸う人も勿論います。比率で言うと吸う人の方が多いです。
だから、結果的に喫煙者と同じ空間にいることが多かったです。
ご飯を食べに行って、カウンターの両隣でタバコを吸われることも良くありました。全然お構い無しです。近くの席に子供連れのお客さんがいても吸う人もいます。
お店がタバコOKなんだから、タバコ吸うのは自由ですよ。
それは喫煙者の権利だと思うし、権利を行使する自由もあると思いますよ。
でも私は個人的に、食事中にタバコ吸う人嫌いです。
昔読んだ本に、「海外ではタバコを吸う時、『タバコを吸ってもよろしいですか?』と相手に許可を取る」と書いてあったんですが、日本人はまずしませんね。そういう概念がないんだから。
「失礼ですが、タバコを吸ってもよろしいですか?」なんて紳士、生まれてこのかた一度もお目にかかったことないです。会ってたら惚れてる。
それどころか、席に着くなりタバコプカーですよ。あんたのケムリこっちに流れとんねん!!風上で吸うなや!!と思うこと思うこと。
海外ではレストランや公共の場では禁煙なのに!解せぬ!理解できない!
それでもお店に通うのは、お店の雰囲気と料理、オーナーや常連さんたちの人柄が大好きだったから。タバコぐらいなら我慢しても良いと思えたから。
けど、今はそうはいかない。
自分の健康のほうが大事だから。
私のしんどさや辛さを、誰も代わってくれない。吸っている本人たちはご機嫌で家に帰るんだろうけど、私は帰って動悸としんどさに襲われる。バセドウ病が悪化するかもしれない。
だから、自分の身は自分で守るしかない。
どうするか。
行かない。逃げる。これしかない。
ケムリから逃れるにはこれしかないのです。
すごく辛い。お酒やめるより辛い。
美味しいものを食べることが生きがいなのに、言葉で言い表せないぐらい辛い。絶望ってこういうことなのかな。
そんなことを思いながら、頑張って自炊してますが、そろそろ飽きてきました。
寿司とてんぷらが食べたいです。
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「タバコ吸ってもよろしいですか?」と聞く人に会ったことありませんが、「私はタバコがダメなのでここでは遠慮してください」って言ったこともないし、言ってる人も見たことありません。相手に吸う自由があるならこちらが拒否する自由もあるはずなんですけどね。
これからは言っていきたいです。