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リンパ腫

リンパ腺の腫れやしこりは、首やわきの下、足の付け根などに多く見られ、疲労感や体重減少、寝汗によるパジャマのびしょ濡れといった症状を伴うことがあります。皮膚にかゆみを感じる場合もあり、免疫系が低下するため風邪の治りが遅くなることも一般的です。

通常、リンパ節は感染症と戦うために免疫細胞が集まり、その数が増えることで膨れ上がります。これによりリンパ腺が腫れ、しこりが生じます。リンパ節は体の奥深くにも存在するため、表面に現れない場合もあります。

やがて大きくなると健康な組織や臓器を圧迫し、様々な症状を引き起こします。胸のリンパ腺が腫れると、咳が出たり息苦しくなったりします。腹部のリンパ腺が腫れると、痛みや下血、下痢、便秘などの消化器症状が現れることがあります。また、皮膚に赤い斑点が現れることもあり、これがリンパ腺の異常の兆候である場合もあります。さらに、頭部のリンパ腺が腫れることもあり、これにより記憶障害やめまい、脱力感、しびれなどの神経症状が引き起こされることがあります。

これらの症状のいずれかを経験した場合、すぐに医師に相談することが重要です。早期発見と適切な治療が、症状の悪化を防ぐ鍵となります。



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