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クリエイターエコノミーの新時代:自由に生きる選択肢としてのクリエイター活動

クリエイターエコノミーという新たな仕事が急成長しています。これは、消費者である個人が情報発信や販売を通じて、クリエイターとしての一面も持つようになる双方向の経済圏です。

企業で責任や締め切りに追われ、多くのストレスを抱えている人もいると思います。元々気が弱く、人との調整が苦手な人には、こうしたプレッシャーでうつ病になることもあります。そのため、会社勤めや起業が自分に合わないと感じる人が、より自由な働き方を模索するようになっているのです。

林さんはXで好きな写真とコメントを投稿する傍ら、その投稿作品作りに必要なプラグインを開発、販売したり、noteで月額メンバーシップを提供し、撮影方法を教えたり、複数の収入源を確保し、年収4000万円、フォロワー数は1万人にも上る成果を得ています。

その発想はピタゴラスイッチを考案した佐藤さんが語った、「作り方をつくる」という言葉に影響を受けたと言っています。スナップ写真を単に買ってくれる人はそんなにいません。その撮影技術や編集ノウハウそのものに価値を見出し、販売するという発想なのです。今では社会人や独立者のリスキリングやツールが必要とされる時代になっているのも背景にあるのでしょう。そこには投資をする人が数多くいます。

過去のアートは特定のパトロンに支えられる形でアーティストが活動するのが一般的でしたが、今はフォロワーがその支え手となっているのです。

クリエイターエコノミーの成長に伴い、個人で収益を簡単に得ることが容易になり、単に好きなことを追求しながら生きるという選択肢が増えました。SNSやプラットフォームを通じてフォロワーに支えられることで、個人だけの力で活動を続けるクリエイターが増えていく時代となったのです。

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10works
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