兵庫県知事に関する報道の真実はどこに? 立花孝志氏と朝日新聞の論争
兵庫県知事を巡る報道について、真実を知りたいとネットで調べると、立花孝志氏の主張ばかりが目立っています。この問題に関する多角的な情報が欲しいのですが、結果的に立花氏の意見しかなく、今回も立花氏と朝日新聞のやり取りを掲載します。以下は立花氏に朝日新聞から送られてきた抗議文です。
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立花孝志様
申し入れ
朝日新聞総局長 山崎直純
11月7日に貴殿がXに投稿した以下の内容はいずれも真実ではありません。訂正を求めます。
朝日新聞は、兵庫県百条委員会の自民党奥谷委員長から口止めされている!
自殺した県民局長に複数の愛人が居たという事実は報道するな!と
私は、朝日新聞【杉山あかり】記者から、10月31日20時18分明石駅で、この事実を聞きました!
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立花氏はこの訂正要求に対し、「なぜ杉山あかり記者ではなく山崎総局長が抗議してくるのか?」と疑問を呈しています。立花氏によると、杉山記者から直接「奥谷委員長からの口止めがあった」という話を聞いたと主張。さらにその時に、LINEで杉山さんと録音データのやり取りをした証拠があると言います。
立花氏によれば、百条委員会の会議後、片山副知事が記者に向けて「局長には複数の愛人がいて、それが兵庫県の職員である」と発言しようとしたが、他の記者たちによって発言を制止されたという。それを杉山記者が聞いていて、「この話を止めているのは奥谷氏かもしれない」と思いこんだのかもしれない。そして「自殺した局長に愛人がいたことは報道してはいけない」と受け止めたと言います。
そして立花氏は朝日新聞山崎氏に電話をしてみると、山崎氏は「杉山記者ではない別の記者ではないか」「杉山記者はそんな発言をしていない」と回答しました。立花氏は今回の杉山記者の内容を朝日新聞の内部告発ではないのか、それを口封じしたのではないかと言い、「後日杉山記者との面談をしたい」と山崎氏に要求しました。
今回の件を通じて浮かび上がったのは、報道の公平性と多角的な情報提供の重要性です。立花氏の主張がネット上で広く拡散される一方、他の報道機関や朝日新聞からの反論や見解がほとんど見受けられないことに、違和感を覚えます。情報の一方的な偏りを防ぐため、メディアとしてもしっかり回答して真実を明らかにしてほしいです。