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なぜカマラ・ハリスは負けたのか

2024年の米国大統領選挙で、ドナルド・トランプが圧勝を収めたことに多くの人々が驚きを隠せなかった。

特にアメリカ人が抱える不満として、この4年間における物価上昇に対して給料が上がらないことや、経済の停滞感が、トランプへの支持を後押ししたと言える。多くのビジネス関係者も、厳しい4年間だったのでトランプの再選を望んでいた。

民主党側の候補、カマラ・ハリスがリーダーとしての共感力や実績に欠けるという指摘も多く、今までハリスを支持していたのは、トランプではない消去法で選ばれていたのかもしれない。

一方、ハリスには副大統領で有色人種、女性の象徴として支持を得ている面もあった。しかし、彼女のエリート的なイメージや、難解な英語が多くの人々に距離感を感じさせ、共感を得ることが難しかったのかもしれない。特に母国語を英語に持たないマイノリティ層にとっては、簡潔で理解しやすいトランプの英語に比べ、ハリスの難しい英語が「上から目線」に感じられたことも多かったようだ。

彼女は予備選も闘っておらず、突然指名されたので組織も準備もできていなかった。また、年配の黒人系の方々には女性が男性につかえるというイメージがあり、黒人女性が上に立つのは喜べないという意識もあったと言う。

ヒラリー・クリントンも上から目線で若者から反発されましたが、今後女性大統領が選ばれるには、どういった条件が求められるのでしょうか。


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