宇都宮配給
昨日私が2年近く毎回撮り続けてきた宇都宮配給という列車が、最後の運行となったようです。まだ確定した訳ではないですが、往復する列車が片道で終わったので終了したと理解しています。
宇都宮配給とは宇都宮貨物ターミナルに常駐している砕石貨物を尾久で検査するために運ぶ列車の事です。通称「ウハイ」と呼ばれています。牽引機はJR東日本の機関車で過去にはブルートレインも牽引しており、自分の小学生時代からの憧れでした。
45両あった砕石貨物のホキが2020年9月に9両廃車となり、同年10月に9両、11月に9両廃車されました。それから残り18両は宇都宮ターミナルに残っていたのですが、ついに2024年7月24日の配給?でターミナルに残るホキの数は0となってしまいました。
1.宇都宮配給の歴史
私が初めてウハイを撮影したのは2020年5月27日。この頃は毎週水曜に運行されていました。その頃の宇都宮ターミナルの出発時間は8時7分でした。
この頃は宇都宮工臨も走っていましたがすぐ廃止されました。
それまで毎週水曜だったウハイが2020年9月9日から隔週に変わりました。各月の第2水曜と第4水曜が運行日となりました。
私が見た一番ホキの数が最大だったのは2020年9月23日の7両でした。過去にはもっと多い数のホキもあったようです。
宇都宮ターミナルのホキは、東高島工臨で使われていました。これは川崎貨物ターミナルから東高島駅に砕石を運ぶための列車です。その為宇都宮ターミナルから川崎貨物ターミナルへ砕石を積載したホキを運び、最後は宇都宮ターミナルへ空のホキを戻していました。実際にそれ以外にホキが使われていたのかは?です。
過去には小山駅で真岡鐡道のC12と遭遇したこともありました。ウハイは毎回小山駅で40分ぐらい停車していました。
最近では宇都宮ターミナル出発時間が8時37分となりました。過去には8時27分発もあったと思います。
始発の宇都宮ターミナルから最後の尾久駅まで追いかけたこともありました。
そして以下が最後のウハイの姿となってしまいました。
2.宇都宮ターミナルでの動き
7時ごろ牽引機が尾久から単機送り込みでやってきて宇都宮ターミナル10番線に入線。(1000mmの望遠なので画質は気にしないでください)
7時5分ごろ、一度南に向かってホキが留置されている9番線へ向かいます。
7時7分頃、9番線に留置されいてるホキと連結します。
7時9分ホキをつなげ出発線である2番線へ向かいます。
7時12分。出発線に入線してきました。いつもなら3番線に5582レのタキが出発待機しているのですが、この日はありませんでした。
ウハイは7時過ぎから出発時間まで長く停まっているので、時々8179レを牽引した機関車とすれ違います。以下はカラシとレインボーの珍しいツーショットです。
遅れていた4072レの牽引機で更新色のEF65-2060とウハイが並んだのも感動でした。
3.データで見る宇都宮配給
2020年5月末から毎回集めたデータを分析してみる。
牽引機はEF65 1102が一番でその次に1103が続いている。1104と1105は早くに引退したので仕方がない。EF81-133も同様。
2Bがダントツに多いです。私が見た最大は7Bでした。1Bより3Bの方が多いのは意外でした。
1877が頑張ってますね。早くに廃車されたのは少ない回数です。
4.さいごに
小学生時代からの憧れであった機関車を追いかけ、丸2年が経過しました。その間コロナでリモートワークもあり、仕事をしながらうまく撮影ができました。まだまだ続いてほしいという思いもありましたが、機関車の利用期限を考慮し、後継機も既に完成しているので引退も仕方がありません。
さようならウハイ。長年ありがとうございました。
急ぎ作成したので誤記等あるかもしれません。その際はXのDMで教えてください。