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玉木雄一郎氏の主張とは?103万の壁・夫婦別姓・SNSを徹底議論
国民民主党の玉木雄一郎代表がReHacQに出演し、財務省の財政政策、選択的夫婦別姓、SNS規制などについて議論しました。最後は玉木氏の不倫問題についても話がありました。
財務省と財政政策について
玉木氏は、現行の「103万円の壁」を「178万円まで引き上げるべき」とブレずに主張しました。政府は「123万円まで」とする方針ですが、玉木氏は「税収増でまかなえるため、さらなる引き上げが可能」と述べています。これが実現しない場合、参院選の争点にする考えを示しました。
政府は103万円から123万円に上げるために6500億円の予算を必要としていますが、以前、国民民主党が同様の提案をした際には「1万円の引き上げに1000万かかる」とされ、本来は2兆円必要になるはずだと指摘。財務省の財政方針についても批判しました。
また、日本は長年赤字国債を発行し続けていますが、国際的には異常な状況ではなく、減税しても財政に悪影響はないと主張。実際、2024年度の税収は2023年度比で12兆円増加しており、インフレを考慮すればさらに増えるとしています。
減税政策については、消費税増収が続く中で「減税を実施しても問題はない」との立場を示し、「103万円の壁を178万円に引き上げること」「ガソリン税の暫定税率の撤廃」などを提案しました。
自民党が減税に消極的なのは、日本において税金を払う側(タックスペイヤー)よりも、税金で収入を得ている側(タックスイーター)が増えているためではないかとの見方も示しました。また、将来的に金利が上がると国債の利払いも増加するため、財源を確保したいという政府の思惑にも言及しました。
選択的夫婦別姓
玉木氏は「選択的夫婦別姓」を支持しつつ、「戸籍は維持すべき」との立場を表明しました。これは平成8年の法制審議会案を基にした考え方で、国民民主党のマニフェストにも明記されています。ただし、子供の姓の扱いについては今後の議論が必要であり、公明党もこの問題を重視しているため、自民党からも何らかの提案が出る可能性があると述べました。
SNS規制とデマ対策
SNS上のデマ拡散や誹謗中傷の問題についても議論されました。立花孝志氏の過去の発言(兵庫県知事に関する件)を例に挙げ、政治家が一般人よりも法的に守られている現状に疑問を呈する声があるとひろゆき氏が指摘。
これに対し、玉木氏は「政治家にとって表現の自由は重要だが、デマや誹謗中傷によって人命や名誉が損なわれる場合は規制が必要」との立場を示しました。
玉木氏の不倫問題
最後に、ひろゆき氏が「最近、不倫問題でテレビに出られなくなる人が多いが、なぜ玉木氏は大丈夫なのか?」と質問。玉木氏は回答に苦しみ、ひろゆき氏が「玉木氏は昔から女性ファンが少なかったので、恨まれなかったからではないか」とコメントし笑いを誘っていました。
このように、財政政策や社会制度、SNS規制など幅広いテーマが議論されました。今後の政策議論にどう影響を与えるのか、注目が集まります。
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