世の中の役に立つかどうかを重視すべき
(書き下し文)
子(し)曰(いわ)く、君(くん)子(し)は義(ぎ)に喩(さと)り、小(しょう)人(じん)は利(り)に喩(さと)る。
(現代語訳)
孔子先生は言われた。「君子は、物事を見る時、正しくて世の中の役に立つかどうかを視点とするが、小人は、自分が儲かるかどうかを視点にする」。
(学び)
教育においても同じことであると思う。
教育とは弟子の人格修養を図ることが目的であるはずなのに、教育というものを職業として判別している弊害で、教育が給与と結びついてしまう。
先生の生活のための教育になってしまっているのが一番の問題であると思う。
弟子の好き勝手にやらせることが教え育むということではなく、本質は愛弟子の人格形成を切に考えて実践することにある。
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