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ももてつに学ぶ、失敗リストの効用

皆さんは失敗についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?

・失敗するのが怖い
・失敗したくない

そのようなイメージを持つ人も多いのではないかと思います。

私も正直なところ、あまり失敗したくありません。

しかし、失敗は成功の元、という言葉があるように、失敗は悪いことばかりではありません。

タイトルで突然ももてつが出てきて、どういうこと?と頭の中に疑問符が出てきた方もいらっしゃるかもしれませんね。

「ももてつ」(桃太郎電鉄)は大人気のゲームなのでここでは詳しくは説明しませんが、すごろく型のゲームで、青マスに止まるとお金が増えて、赤マスに止まるとお金が減ります。

赤マスに止まるとお金が減るので、普通は好んで止まるマスではありませんが、赤マスに止まり続けると、記念仙人という髭の生えたおじいさんが出てきて、プレゼントをくれます。

「お前さんは好んで赤マスに止まり続けて変わった奴じゃのう。プレゼントとして〜カードをやるから、これから頑張りなさい。」

的なことを言われ(うろ覚えですみません笑)、ゲームを有利に進められるような結構良いカードがもらえます。

桃鉄というゲームを進める上で、何度か赤マスに止まってしまうと、「もういっそのこと、赤マスにどんどん止まって、仙人にカードもらおう」と考えて、戦略的に赤マスに止まる人が出てきます。

失敗について考える上で、この考え方が重要ではないかと思うのです(唐突ですみません笑)。

この、「どんどん失敗していこう。その内いいことあるよ」というメンタルって、すごく強いと思います。

失敗を恐れていると、足がすくんで動けなくなってしまいますが、赤マスにどんどん止まって、いっそのこと赤マス最高記録を目指そう、という開き直りが出来れば、失敗に対してだいぶ前向きなイメージを持てるはずです。

失敗が怖いなぁと感じたときは、桃鉄の記念仙人を思い浮かべてみてはいかがでしょうか?

そして、私が実際にやっていることとして、失敗リストを作る、というのがあります。

「あー、やらかしちゃったなぁ」

と感じたときに、その内容を失敗リストに一行ほど簡潔に書きます。

失敗してすぐはなかなか前向きに捉えられないと思いますが、時間が経ってから見返すと、その失敗リストが多く埋まっていればいるほど、それが自分の成長の証であることに気づきます。

逆に、失敗リストが埋まっていないということは、自分があまり挑戦的な行動を取れていないということになります。

シリコンバレーで数々の斬新なアイデアが生まれる理由の一つとして、失敗を前向きに捉えていることがあげられる、と本で読みました。

ある程度慣れてくると、失敗リストが埋まっていくことに楽しさを感じるようになり、失敗から立ち直るのが早くなってきます。

皆さんも良ければ失敗リストを作ってみてはいかがでしょうか?



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