建設業現場監督のリアルな実態。②
さたんです。
②の投稿より、現場監督という職業についてお話ししています。
続きます。
業界にずっといる人向けの話ではなく、右も左もわからない、
就活生や未経験転職者へ向けての言葉でお話しします!
安心してお読みください。
2🌟じゃあ現場監督さたんはどんな仕事しているのか?
結論から。
さたんは現在高速道路を作っています。
お客様が、「ここら辺の道路キレイにしたいんだよね〜」と言って
さたんの会社が「それじゃあウチ〇〇円でやります!!」と”請け負う”
それで「おいさたん、行ってこい」となって現在です。
3🌟さたんはどうやって高速道路を工事するのか?
結論から。
夜みなさまがお休みの間に作っています。
詳しく説明しますと、
まず通常「規制屋さん」という、交通規制のプロ集団が
まず最初にさたん達のお仕事の場所を作ってくれます。
「???」
となられたあなたのためにもう少し説明します。
ざっくりいうと、
↑のようなカラーコーンを7〜8名の班で高速道路上に並べていきます。
(大体2時間弱で綺麗に、危なくないように爆速で並べてくれます)
3車線ある道路なら、2車線は通れなくなることが定石です。すみません。
彼らの作ってくれた”規制”が、さたん達の”工事現場”になるのです。
これが大体夜22時くらいの話です。
次はさたん達メインのお仕事です。
⑴今の道路を削ります。
専門用語を出しますね。「切削機」で「切削」をします。
著作権的にお載せできませんが、馬鹿デカくてカッコいい重機のこと。
(大手メーカーのHP載せます。英語は読まずに綺麗な写真を楽しんでね。)
地面のあたる大仏さんの螺髪(頭のぶつぶつ)みたいなやつ
が沢山ついていて、それでゴリゴリしながら道路を削ります。変でしょ。
⑵道路を敷きます
道路って、アスファルトとも言いますよね。
広義にはどちらも同じですが、どちらかというと
道路>アスファルト
っていう枝分かれが正しいです。
削ったあとは、元に戻さないと走る車が
ガタゴトして普通に危ないので新しいアスファルトを敷いて
ちゃんと復旧してあげましょう。
なかなかこんな動画見ないと思いますが…(私も見ません)
ちょうどよく撮れている動画が落ちていたので載せておきます。
(さたんとは全く関わりのない建設会社さんです)
一連の流れで、工事が終わるのが大体朝4時くらいです。
まだ皆様ぐっすりです。さたん達は大急ぎでカラーコーンを撤去します。
以上が大枠を掴むためのご説明です。
別に道路の知識を発信しているコンテンツではないのですが…
知って貰うことであなたの価値観や知識欲を満たせればと思います。
普段走っている道路、どうやって作られていると思いますか?
毎日朝晩走る歩道・車道はどこからやってきたか知っていますか?
私はこの仕事に就いて、まず
世の中には目に見えないものばかりだと
自分たちはその目にみえないものに頼って生きていて、
感謝を怠っていたと。すごく反省しました。
が、世の中は同時に肉眼に見えなかっただけで
確かに存在している商売ばかりだと気付き
それが転職しようと思ったきっかけの一つでもあります。
④へ続きまーす!