不愉快なニース63 石原慎太郎 「暴走老人」の遺言

経済アナリストの森永卓郎さんが1月28日に亡くなり、1週間以上が過ぎました。私は、軽い森永ロスになっています。命を懸けて日本のために提言していてくれた人が亡くなり不安な気持ちです。財務省に対して物申す人が一人減りました。今週のがっちりマンデーで、「ありがとう森永さんスペシャル」を放送していました。テロップで「森永さん、本当に楽しくて、かっこいい20年でした」。森永さんの信条「いまやる、すぐやる、好きなようにやる」。「私の場合、人生でやり残したことが、ほとんどない」と出ていました。「満開の、一瞬終えた花弁が、最後の力で湖面漂う」辞世の句でしょうか。素敵な考え方、素敵な生き方、素敵な一生です。涙が出そうです。

私は大手マスコミ報道は、政府の官報だと思っているので、100%信用していません。記事は読みませんが、タイトルを見ると、いつまでも、石丸信二氏、斎藤元彦知事、玉木雄一氏、泉房穂氏に対する、ネガティブキャンペーンやアンチ報道が続いているように見えます。目障りなのでしょう。マスコミが非難する政治家は、むしろ国民のために、働こうとしているように思えます。そうした意味でも、当時は政治にはほとんど関心がありませんでしたが、国会議員で元東京都知事の石原慎太郎氏に対する、マスコミ報道は、アンチ報道が、多かったように記憶しています。功罪はあると思いますが、国や都のことを、真剣に考えてくれていた政治家だと今は思うようになりました。石原慎太郎が東京都知事を務めていた期間(石原都政1999年~ 2012年)と石原慎太郎氏が再評価されているように感じています。もし、ご存命でしたら、今の国や都に対して、どのように思っているか、聞いてみたいです。少し古い本です「暴走老人の遺言」とウィキペディアで、石原氏の功績を振り返ってみました。

・西条泰著「石原慎太郎暴走老人の遺言」2013/4/23。「生きている限り、憎まれ役になってやる」。自らを「暴走老人」と称し、「トップダウンは独裁じゃない」と言い放つ石原慎太郎。『太陽の季節』で芥川賞を受賞、若くして時代の寵児となった作家は、いつしか国会議員、東京都知事となり、80歳にして「最期のご奉公」の場を再び国政に求めた。「俺が死んだら日本は退屈になるぞ! これから生きている限り、憎まれ役になってやる」と快気炎をあげるこの暴走老人が、その人生最後に仕掛ける爆弾とは何か?

第1章.日本人よ―暴走老人の遺言。「暴走老人が国会に戻ってきた」。2013年2月12日、衆議院予算委員か。石原慎太郎が80歳になって国会に戻ってきた。「日本維新の会」共同代表として質疑に立つ。冒頭、靖国神社で4カ月ほど前に出会った90歳を超える戦争未亡人が詠んだ歌を引いた。「かくまでも、醜き国になりたれば、捧げし人の、おしまる」。「横田基地問題への執念」。米軍横田基地の返還・軍民共同利用を公約とし、また麻布ヘリコプター基地(赤坂プレスセンター、ハーディバラックス)が占有している都立青山公園の該当部分返還を要求している。2005年に横田空域の一部返還で日米両政府が合意の見通しとなり、2006年10月27日に両政府は横田空域の一部返還を合意した。石原の横田基地返還要請は航空交通管制権の一部返還という形で部分的に実現した。「アベノミックスのためにも会計改革を」。東京都は2005年度まで現金主義単式簿記と呼ばれる、お金の流れのみを記録する方式を採っていました。一方、石原さんが導入した発生主義複式簿記は、金の流れに加え、生じた資産なども記録されるようになります。例えば東京都が5000万円で建物を造った場合、以前は5000万円の支出のみが記録されていました。新たに導入された会計制度では5000万円の支出に加え、生じた建物という「資産」も記録されることになります。東京都・会計管理局の吉野真穂課長は「(新公開制度を導入することで)現金のやりとりだけでなく、都全体として資産がどれぐらいあるのか。コスト情報を分析することによって事業見直しや施設更新時に検証が可能となっている。予算編成にも生かされていると考えている」と話しています。

第2章 石原慎太郎、立つ。「都知事4選は国のため」。東日本大震災は、2011年3月11日14時46分頃に発生した。3月24日知事選が告示され、78歳の石原氏は黙祷の後、との防災服で、「これは石原のためなんかじゃない。東京のためなんかじゃない、おそらく国のためと思います」と語った。「公務に専念する」と宣言した通り、街頭演説に立ったのは投票前日だけ。結果は石原氏が2位の東国原に100万票近い261万秒を獲得し、4期目を務めることになった。

第3章 石原慎太郎のやり方。「国と戦う」。「都知事として国のためになるようなことをやろうと思ったが、ほとんど妨害にあった」「いい年だが、性根を据えて中央の役人と戦わないと、この国は蟻地獄のように失速する」。石原は都知事辞任会見で、最後の最後まで国を敵視した。石原は、国との対決を理念として掲げるだけでなく、実際に行動に移した。初期に手御付けたのは大気汚染対策のディーゼル車排出ガス規制。「中止に追い込んだ森林伐採」。国との対決が政策論争にとどまらず、国の政策を中止に追い込んだこともあった。2007年の参議院議員宿舎である。問題は、移転先が都の条例により風致指定に指定されていることだ。数えきれない樹木が茂り、樹齢100年規模の大木も珍しくない。緑地を増やす計画を進める石原にとって、都心に残された森林の伐採は見過ごすわけにはいかなかった。「年を取りすぎた?」。2011年6月3日の知事定例会見、新聞の世論調査で次の首相に誰がふさわしいかと言う項目で、石原がトップだったことをぶつけられたとき、「あの人はちょっと年を取りすぎているね」とおどけて見せた。

第4章 都知事・石原慎太郎の14年。「財政改革、まず足元から」。石原氏が都知事に就任した当時、東京都は赤字財政に陥っていた。1998年度の一般会計の実質収支は10678億円の赤字だった。石原氏は初登庁したその日に、ここに手を付けた。自らの給与を10%、ボーナスを50%カットする意向を表明した。7月に「財政の構造改革を徹底的に進め、新しい時代に適応する財政体質を作り上げる」とのべ「聖域なき財政再建」を宣言。まず手掛けたのは、歳出の3割近くを占める都職員の人員削減と給与カット。4%の給与カットと職員定数削減により、1999年度の18万9000人から、2012年度の16万5000人まで2万以上減った。職員OBの天下り先となっている管理団体は、64団体から33団体に大きく減らした。歳入確保にもメスを入れ、徴税率は、1999年度の93.7%から、と財政が黒字に転じた2005年度には、過去最高の97.3%に向上した。「一般企業並み、新公会計制度導入」。東京都の会計制度に複式簿記・発生主義を導入。石原は一橋大学在学中に公認会計士になるための勉強をしたことがあった経験から、官庁や自治体会計に単式簿記・現金主義会計が採用されている現状に疑問を持っていた。都知事就任後、2002年に新たな会計制度を導入すると宣言。2期目の2006年、東京都は他の自治体に先駆けて、会計制度に複式簿記・発生主義を採用した。 石原は都知事3期目に入った2007年4月、この施策は自身の過去2期における「一番いい仕事」だったと述べた。「この国には健全なバランスシート、財務諸表がない」として、国家の会計制度にも複式簿記・発生主義の導入を提起している。「肝いりの監査制度」。「外部監査を国も入れればいい」。都の監査体制は、監査委員による監査と外部の公認会計士の2つからなる。石原が重視したのは外部監査のほうで、1999年度から、毎回テーマを設定し、公認会計士が厳しくチェックする。東京都は、歳出の削減、新公会計制度の活用、監査の徹底で、2012年度策定時での借金依存率を8%にとどめた。国の借金依存率は50%、地方自治体全体では15%になっている。「ディーゼルカーにNO」。(ウィキペディア)かねてより環境研究者に指摘されてきた、政府の自動車排出ガス規制での対応では不足となっていた東京都の自動車排ガス公害の深刻さに対応するため、ディーゼル車への粒子状物質排出規制を首都圏の他の自治体と共同して行い、2000年(平成12年)には、都民の健康と安全を確保する環境に関する条例(通称:環境確保条例)を制定し、粒子状物質排出基準を超えるディーゼル車の、新車登録7年経過後の走行を禁止した。「都が先頭に立って公害対策に取り組むという決断は画期的で、自治体主導の環境政策のさきがけだった」。原希世巳弁護士は、石原氏が進めた「ディーゼル車規制」をこう振り返った。石原氏が知事になる3年前の96年。都内のぜんそく患者らが、国や都、自動車メーカーなどに損害賠償を求めた「東京大気汚染公害訴訟」を起こした。原弁護士は弁護団事務局長。PM2・5など、ディーゼル車の排ガスに含まれる微粒子の有害性は当時あまり知られていなかった。「保守の政治家は環境問題に消極的というイメージがあり、石原さんの登場は衝撃的だった」。「3万人が銀座を走る」。(ウィキペディア) 2003年、石原は「経済波及効果、スポーツや観光の振興につながる」と述べ、銀座などの目抜き通りを走る構想を発表[33]。石原の提唱により、都と日本陸上競技連盟で大都市マラソンを開催することを目指して協議を開始し、2005年両者は「東京マラソンに関する基本合意」を締結。2007年に第1回が開催され、以降毎年開催されている。
第5章 石原慎太郎という生き方。第6章 石原慎太郎語録

(ウィキペディア)。多発テロ事件発生下の緊急事態における、FEMA(連邦緊急事態管理庁)の機能に感心した石原は、8都県市と協定を結び「首都圏FEMA」を組織、政府にも日本版FEMAの創設を提言した。「首都圏FEMA」により、東京直下型地震発生などの緊急時に都知事の要請で8都県市に控える警察官・消防・自衛官が一体となって対応する体制になった。「首都圏FEMA」構想の骨子は佐々淳行が立案した。
(ウィキペディア)。2003年(平成15年10月17日)に『首都東京における不法滞在外国人対策の強化に関する共同宣言』を発表し不法滞在外国人(不法移民)を5年で半減するとした。目標達成と不法移民撲滅のため、「外国人滞在適正化連絡会議」の設置による違法活動の取り締まり及び啓発活動や警察官僚出身の竹花豊の副知事起用や警察官の増員を図って、「歌舞伎町浄化作戦」と言われた歌舞伎町治安対策などの治安対策を強化・実施した。東京都治安対策本部の発表によると共同宣言発表から5年間で全国の不法滞在者はおおむね半減したという。
・石原さんはなぜ新しい公会計制度を導入したのでしょうか。石原さんが知事に就任する以前の1998年度、東京都は史上最大の赤字を出すほど財政が逼迫(ひっぱく)していました。およそ30年にわたって石原さんのブレーンを務めた鈴木壮治さんは「都民が税金を納めているわけですから、お金がどんなふうに使われているか知りたい」「説明義務、行政の効率化を説明するためには複式簿記、発生主義でないと駄目だった」と当時を振り返ります。都が不測の事態に備えるために積み立てる財政調整基金は新しい公会計制度導入直前が4000億円ほどでしたが、2019年度には9345億円まで増やすことになります。そしてこれがオリンピック招致や最近では新型コロナウイルス対策など大規模な財政出動への基となりました。鈴木さんは「(新公会計制度の導入はさまざまな都のプロジェクトへの)戦略的な布石だったと思う」とした上で「金融は一種の社会的権力。社会権力が安定してくるので、それはいろいろな戦略が立てやすくなる」と語ります。また、石原さんの長年の盟友で金融担当大臣などを歴任した亀井静香さんは、石原さんの都知事時代やその公会計制度改革について「(都知事として)まあ、いいことをやったんじゃないの。都民からの税金をきちんと有効に使える。そういう感覚が非常に優れているよね」「単年度だと有効でなくなってしまう。使い切らないといけないことになるから」と評価しました。1990年代の歴史的な赤字から時を経て、2023年1月に発表された2023年度の東京都予算案は一般会計で過去最大のおよそ8兆円を誇っています。

・2/7.PRESIDENT.Onlin。手取りは増えない、増やすつもりもない…増税はすんなり決めるのに、減税は拒み続ける自民党・財務省の非常識。国会で論戦が続く「103万円の壁」はどう決着するのか。ジャーナリストの須田慎一郎さんは「財務省と自民党は、国民民主党は123万円で手を打つと甘く見積もっていた。だがここにきて、国民民主党が本気で178万円の満額回答を目指していることが分かって焦り始めている。新聞などの大手メディアで積極財政派への批判キャンペーンが繰り広げられているのがその証拠だ」という。ここ最近になって財務省の現役官僚や有力OBから頻繁に「財政ポピュリズム」というワードが頻繁に発信されるようになってきた。特に昨年末の臨時国会あたりから、この傾向は強まってきたと言えよう。特に国民民主党やれいわ新選組に対して財務省サイドは、「財政ポピュリズム政党」と名指しで批判を強めているのが実情だ。彼らの言う「財政ポピュリズム」とは、ザックリ言うと「明確な財源を語らないまま大規模な所得税減税や消費税減税を主張し民意を獲得すること」を指すのだという。果たして前述の国民民主党やれいわ新選組が掲げる政策、公約がこの定義に当てはまるかどうかについては、はなはだ疑問ではあるが、ここで重要なのは、財務省サイドが両党、あるいは両党の政策を支持する有権者に対して強い危機感を持っているという点だけは間違いない。朝日新聞に名指しで批判された故・森永卓郎氏  少々古い話で恐縮だが、昨年12月31日付の朝日新聞朝刊の一面トップ記事などはその最たるものだろう。「膨らむ借金 許した先は」と四段抜きの見出しを取り、国民民主党やれいわ新選組、さらには経済アナリストの森永卓郎氏の言動や執筆活動を紹介しつつ、世論に理解されない財務省の苦悩を描いている。しかもこの記事は、一面だけにとどまらない。続けて二面に展開し、広告を除く部分をすべて使って財政拡大政策を一刀両断に切って捨てているのだ。しかも朝日新聞らしいのは、財政拡大政策(朝日に言わせると「財政規律の欠如」につながる政策)は戦争を呼び込みかねない、という形で結論付けている点だ。朝日新聞から名指しで批判を受けた格好となった故・森永卓郎氏はこう激しく反論していた。「朝日新聞ともあろうものがその主張している内容は、財務省のそれとまったく同じ。非常に残念だ。しかも高橋是清が緊縮財政派だったとする指摘も、初めて聞く話。朝日新聞の歴史認識についてもまったく同意できない」。このコメントは、故・森永氏が急逝される数日前に、ご本人から直接伺ったものだ。「朝日新聞と言えば、弱者に寄り添うことを常に掲げていたメディアだったのではなかったのか。その朝日新聞が強大な権力を握っている財務省側に立ち、経済的な弱者をまったく顧みないことに怒りを覚える」(故・森永氏)。朝日新聞が上から目線で冷笑気味に取り上げた『ザイム真理教』という、場合によっては批判を浴びかねない書籍名は、「バットは振り抜け」という故・森永氏のポリシーがストレートに表現されたもの、と言える。しかし前述の12月31日付の朝日新聞記事は、そうは受け止めなかったようだ。記事のトーンとしては、財務省に対するあまりにも行き過ぎた批判というニュアンスがそこかしこに漂っている。2月3日の衆院予算委員会での石破茂首相の答弁だ。国民民主党が求める「年収103万円の壁」の178万円への引き上げ問題を巡って、石破首相は以下のように答弁してみせたのだ。「国民のみなさまに(税収増分を)お返しできるような状況かというと、全然そうではない」。つまり自民党財政調査会としては、国民民主党の求める、123万円からのさらなる上積みについては、ゼロ回答ということに他ならない。自民党税調と表裏一体の関係にある財務省としては、まさにしてやったりの展開だろう。果たして泉下の故・森永氏は、こうした状況をどのように見ているだろうか、間違いなく「民意をまったく無視する。こうした動きこそが、ザイム真理教の存在証明だ」と喝破していたに違いないだろう。「減税すると財源がと言う意味不明な議論をして来る人達が居ます。予算を立てる時に税収を見越して予算を立てます。その時に減税分を勘案するだけで終わりです。予定する税収を全て使い切ろうとするから予算が足りなく成るだけです。赤字財政と言い張るなら、毎年増加する支出を抑えて返済に使えば良いじゃ無いですか。もっと財政改善出来ますよ。何でやらないんですか。無駄な省庁廃止でもやれば良いじゃ無いですか。」「与党と財務省が財源が無いと言い張るのならこの際、国民民主党は国会議員として自らの議員報酬と官僚の報酬を下げ、議員宿舎の見直し等の提案をして財源の確保を示せば良いと思います。とにかく自民党を壊滅させない限り庶民の日本人は精神が壊れてしまう。何としてでも自民、公明、立憲、維新の増税派の数を減らさなければ。」「減税に対しては、財源がない、財源を示さないのは責任がないというが、そのための仕事を国会議員や財務省がしているのではないか。 財源なら30年前の平均年収が20%ほど低下しているんだから議員公務員の人件費を20%下げれば財源ぐらいすぐ出てくるはずだ。」「減税が出来ないと言っているけど、そう言い続けているのは日本だけ 例えば、2020年に起きたコロナ騒動では、ドイツ・ノルウェー・韓国・中国・オーストリア・ベルギー・ギリシャ・キプロス・コロンビア・ブルガリアといった国々が減税していた 。そして、減税するのに掛かった日数は、イギリスで7日、マレーシアで16日、ドイツで28日 消費税を不景気の時に上げているのは日本くらい、そして、税収が最高益になったとアナウンスしても減税はしない、意味が分からない事だらけ。 石破は『不景気の時でも安定した財源を確保する為』と減税しない理由を言っているが、不景気なのに国が安定した財源を確保したらいけない、こんなの経済の基本の〘き〙の話し 故安倍氏が『石破だけは総理にしてはいけない』と言っていた理由が良く分かる」「GDPに占める国内消費は6割弱になります。国民がお金を持つことで消費は活性化するはずです。日本の現状を見る限り消費の停滞が問題でありここに投資しない限り、逆に財政を悪化させるように思います。そこに財源論の入り込む余地はないと思います。政府も自民党も財務省も予算の見直しをする様子もなく、最も重要なことを財源を盾に潰そうとしてるように見えます。彼らに日本経営できるのか甚だ疑問です。」「日本国民は可哀想なんです。働いて給料貰ったら所得税、何か買ったら消費税、何でもかんでも税金を取られます。その税金で、政治家達は年収4000万円とも7000万円とも言われる世界一の高額の収入を得ているんです。 国民が出来る唯一の権利は選挙ですので絶対に自民党に投票しないようにしましょう。」

・2/6. 森友文書の存在、財務相が認める 政府、開示の是非を判断へ。学校法人森友学園への国有地売却に関する財務省の公文書改ざんをめぐり、関連文書の存否も明かさず不開示とした国の対応を「違法」と認めた大阪高裁判決について、政府は6日、上告しないことを決めた。加藤勝信財務相は記者団に文書の存在を認めた。政府は今後、改めて開示の是非や範囲を検討する。「今後の焦点は,全部開示されるのか否かです。現時点での財務省側の判断は存否応答拒否であり,行政文書の存在すら明らかにしておりません。よって,今後行政文書が開示される可能性が高まったことは間違いありませんが,全部開示を認めた訳ではありません。つまり,まずは文書の存在自体を明らかにするでしょう。そして,肝心の文書の開示ですが,全部開示するのか,それとも一部不開示とするのか,この点は特に注目するべきです。」

・2/5。竹中平蔵氏、気骨ある政治家の“不在”を嘆く「小泉さんが若かった頃は…」。小泉純一郎元首相から聞いた話として「小泉さんが若かった頃、地元の人に何かを頼まれたことがあって。でも、その時に“私はそんなことをするために、政治家になったんじゃない!”って言い切ったそうです」とエピソードを紹介した。また「これはしかし、政治家に責任はもちろんあるんだけれども。そういう気骨のある政治家を、世の中があんまり評価してくれないっていうのも重要なポイントですよね」とも指摘していた。「竹中さん政治家を批判できる資格はないでしょう。非正規社員が激増するきっかけを作り自分は派遣会社の会長に納まってお金を稼いだでしょ。 慶應の名誉教授ってそんなもんなんですかね!」「小泉さんが若かったころは私と一緒に派遣法を改悪してパソナに利益を与えてくれた気骨のある政治家だったのだろうよ。政商竹中氏だしな。本来なら派遣法改悪に派遣会社の関係者が加わるのは利益相反で許されるはずがなかったのだろうが、公然と公職に就き利益誘導してきたのが竹中氏だよな。それを許してきた裏金脱税の自民党政権であり純一郎氏だったよな。小泉氏の自民党をぶち壊すと言いながら裏金脱税の自民党を繁栄に導き息子を名門世襲議員として後を継がせたよな。名門世襲貴族議員たちは裏金脱税の自民党の庇護があっての世襲天国なのだから裏金脱税の自民党が無くてはならにのだろうよ。 それにしても竹中氏は最近ではライドシェア推進で進次郎氏や維新の裏側で暗躍しているよな。ライドシェアでタクシー業界を潰して非正規雇用を増やしてまたパソナが儲かるという事だろうよ。政商たる所以だよ。竹中氏は。」「非正規雇用や派遣を増やし、アフラックでがん保険をアメリカに、はげたかファンドに不動産を売却して日本の国力を落とさせたのはご自分ではないでしょうか?」「日本を「総中流」から「総下流」にしたのはどなたでしょうか?! 日本を「中抜き天国」にしたのは誰でしょうか?! 郵政民営化をして日本国民が劇的によくなるような何かいいことがあったでしょうか?!」「結果的に日本の資産を米国に差し出し日本の経済を奈落の底に落としたのが小泉純一郎。 彼と二人三脚で今の日本の惨状を作ったのが竹中平蔵。」

・2/5. 2024年の実質賃金3年連続でマイナス。ボーナス過去最高の伸び率で「賃金上昇も物価高に追いつかず」厚労省。厚生労働省によりますと、基本給や残業代などを合わせた働く人1人あたりの去年の現金給与総額は、1か月平均の速報値で34万8182円でした。前の年を2.9パーセント上回り、4年連続で上昇しました。このうち、ボーナスなどの「特別に支払われた給与」は1か月平均で6万6192円で、前の年を6.9パーセント上回り、比較可能な2001年以降、過去最高の伸び率となりました。一方、物価の変動を反映した「実質賃金」は、前の年を0.2パーセント下回り、3年連続でマイナスとなりました。「名目賃金だけ上がって実質賃金は下がっていますから、一番困るのは実質何も得をしていませんし貧乏になっているのに、給料が上がったとばかりに税金や社会保険料まで値上げされる事です。名目賃金で税額や社会保険料が決定されていますから。」「いくら物価が上がって給与の価値が棄損していると言いましても、問答無用で分捕って行きます。 実質的に給料が下がっているのに、何故増税、増社会保険料をするのでしょうか。 基礎控除の引き上げとか当然だと思う。 税率が物価や名目賃金に比例するなら、控除額も物価に比例させて頂きたいと思います。」
・ 自民党や財務省って、誰のために仕事してんの? 助けなあかん人はこの国に一杯いるで。【名将・鳥内秀晃の人間話 頼むでホンマ】この前、ネット見てたら、今の政治を端的に表すフレーズが載ってたな。「財源」って言葉、あるやん。国民のための政策やといつも足りひんのに、資本家とか外国の為になると充分に出てくるのが「財源」なんやて。今の政治家や財務省が、どこ向いて仕事してるんかが分かる名言やと思うわ。 2011年に東日本大震災があって、その後も地震や大雨のような災害が何回も起きて、未だに生活に困っている人がたくさんいてるのに、国は何でもっと援助せえへんの?歴代の総理大臣は外国へ行くたびに、すぐ資金援助したるやん。トランプ大統領が就任したアメリカかて、国外への援助はある程度、凍結する言うてるのにな。そこは日本国民ファーストでやってほしいわな。 石破さんも首相になったんはええけど、なる前はいろいろ立派なこと言うてたのに、実際は何にも実行してへんやん。嘘つきやな。国民の暮らしを見ても、物価がどんどん上がる一方で、もらう給料は30年以上、変われへん。少子化で労働人口が不足してるから、移民を入れなあかん、と言うてる政治家がいてるけど、結婚して子どもを作られへん社会にしたのも政治家やで。収入が増えへんのに、どないして家庭を持ったらええの。そっちの政策を考えるのが先やんか。「構造改革を伴わない増税や歳出削減は、成長を妨げることになるだけ。結局のところ経済成長、国民の懐具合が温まるのを極端に嫌う。言わずもがな自民・財務省は私利私欲、自己防衛のためにしか働いているとしか思えない。」「つまり「財源」ってのは本当はいくらでもあるってことです。「財源ガー」というのは、減税とか国民を救うための政府支出とかをしたくないから、言い訳として使っているだけってことです。まずは、多くの国民がここに気付くことですね。」「問題は財務省ですね。国民が選んだわけでもない連中が実質的に日本を支配している。トランプが、アメリカ政府職員を20万人も解雇するようですが、日本でも国民のために働かない官僚たちは解雇させて路頭に迷わせてやりたいですね。」「自民党は利権で自分のふところを増やすのと代議士「先生」と呼ばれていばれること。財務省は増税して出世して、天下り先で不労所得をがっぽりかせぐこと でしょうか。わかりやすくすると単純です。自民党、立憲(野田代表は財務省にやられてしまっているらしい)ともに増税ですから。次の参院選は考えて選挙しましょう。)

・2/3. 「国民のみなさまに税収増分をお返しできる状況にない」石破首相、国民民主党の要求突っぱねる。石破首相は「国民のみなさまに還元したいと、我々も思っている」とした上で「法人税収は企業の業績が絶好調でございますので、伸びる。じゃあ、所得税はどうなのかというと、高額所得者の方の所得税は確かに増えているが、税金を納められない方もたくさんおられる。消費税は、物価の上昇とだいたい平行するので、あまり伸びていない。そうすると、我々として国民のみなさま方にお返しするような財政状況かと言えば、全然そうではない」と釈明した。「税収増分は不測の事態に備えるために使うべき」としていますが、その「不測の事態」とは何を指すのかも、具体的に示されていません。経済の不確実性や近年の大災害は確かに存在しますが、現時点で目の前にある生活困窮層の問題や物価高騰、あるいは経済格差の是正よりも、漠然とした「備え」を優先するというのはやや説得力に欠けると言えるでしょう。「政府与党は日本国民がどうなろうが、知った事ではない!と言いきったに等しい。財政より経済とうそぶきながら、結局財政重視でやると言う。日本国民の敵でしかないとハッキリした。次回選挙で思い知らさねば、日本の命運はつきるだろう。」「石破のやつ、とうとう本音を言っちゃったね。もう国民の声なんか全く聞く気なし。国民の声より財務省の役人や、税調を仕切るラスボスの宮沢の声を聞くって事のようです。野党第一党の増税仲間の野田や、維新の前原も、石破の味方に付いて、国民民主なんて怖く無くなったようです。自民党や増税派の奴らには、次の参議院選挙や、衆議院選挙では、前回より、大きな罰を与えないと、財務省と増税派が、この国を牛耳っている限り、今の五公五民どころか、江戸時代にもなかったような六公四民まで行くのは時間の問題です。」

<余談> 毎月、帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館)から、DMを送っていただいています。帰還者たちの記憶ミュージアムとは、さきの大戦における、兵士、戦後強制抑留者および海外からの引揚者の労苦について、国民のみなさまに、より一層理解を深めていただくため、関係者の労苦を物語る様々な実物資料、グラフィック、映像、ジオラマなどを戦争体験のない世代にもわかりやすく展示してあります。今月のDMは「戦後80年春休みイベント」でした。予約不要参加無料の以下の「映画上映会」が企画されています。私が映画館で見た「あの花の咲く丘で・・・」も上映されます。場所は新宿副都心にある三角ビル「住友新宿ビル33階」です。今こうして、私がこうして生活できているのは、多くの人々のおかげだと感謝しています。そんな中、ニュースで若者の自殺のニュースを見ると切なくなります。生きたいと願いながらも願いが叶わなかった人がいたことを感じることは,何らかの生きる力になるかもしれません。新宿に来てお時間のある方は、来館してみてはどうでしょうか。https://www.heiwakinen.go.jp/

・3/8 (土) 11時.14時「「あの花の咲く丘で、君とまた出会えたら。128分」。SNSを中心に話題を集めた汐見夏衛の同名ベストセラー小説を映画化し、戦時中の日本にタイムスリップした現代の女子高生と特攻隊員の青年の切ない恋の行方を描いたラブストーリー。親にも学校にも不満を抱える高校生の百合は、進路をめぐって母親とケンカになり、家を飛び出して近所の防空壕跡で一夜を過ごす。翌朝、百合が目を覚ますと、そこは1945年6月の日本だった。通りがかりの青年・彰に助けられ、軍の指定食堂に連れて行かれた百合は、そこで女将のツルや勤労学生の千代、彰と同じ隊の石丸、板倉、寺岡、加藤らと出会う。彰の誠実さや優しさにひかれていく百合だったが、彼は特攻隊員で、間もなく命懸けで出撃する運命にあった。(私はこの映画は映画館で観ました。)
3/9(日)。11時.14時「ふたつのクルミ(アニメ)45分」。ほんの少しだけ遠い昔、戦争がありました。【忘れてはイケナイ物語り】あなたは知っていますか、昭和20年3月10日のことを。中西彩花はごく普通の小学生。飼い犬ライアンとの散歩の最中に、東京大空襲の3日前の世界にタイムスリップしてしまいます。行き場のない彩花とライアンを助けたのは同い年の少女、友子でした。早く元の世界に戻れるようにと、対になった胡桃の鈴を一つ彩花にくれる友子。それは、戦死したお父さんが作ってくれたものでした。しかし、その願いも叶わぬまま、彩花は運命の昭和20年3月10日を迎えるのです。
・3/22(土) 11時.14時「北の桜守。126分」。女優・吉永小百合の120作目となる映画出演作。吉永と堺雅人が親子役で共演し、「おくりびと」の名匠・滝田洋二郎監督が、戦中から戦後にかけて極寒の北海道で懸命に生き抜いた母と子の約30年にわたる軌跡を描いた。1945年、樺太で家族と暮らしていた日本人女性・江蓮てつは、ソ連軍の侵攻によって土地を追われてしまう。夫が出征し、息子を連れて北海道の網走にたどり着いた彼女は、過酷な環境や貧しさと戦いながら息子を必死に育て上げる。71年、てつの息子・修二郎はビジネスで成功を収め、15年ぶりに網走を訪れる。たったひとりで夫を待ち続け、慎ましい生活を送っていた年老いた母の姿を見た修二郎は、母を引き取り札幌で一緒に暮らすことを決めるが……。
・4/5 (土) 11時.14時「チッちゃん物語(アニメ)80分」。「トットちゃん」こと黒柳徹子の母、黒柳朝の半生を描いた感動物語。親の反対を押し切ってバイオリニスト黒柳守綱と結婚した朝(チョッちゃん)が悲劇的な戦争を乗り越え、自分らしく強く、明るく、まっすぐに生きていく姿を描く。彼女の名前は「チョッちゃん」。父の反対を押し切って、オーケストラの一員で黒柳守綱さんと結婚。家事も苦手で、おまけに貧乏でしたが、「徹子や「明児」「紀明」も生まれ、チョッちゃん達5人は幸せいっぱい。しかし昭和16年、ついに戦争が始まりました。食べるものも着るものもなくなり、状況はひどくなる一方。そして追い打ちをかけるような悲しい出来ごとが。その時チョッちゃんママは心に誓います。どんなことがあっても子どもたちは守りぬいてみせると。
4/6(日) 11時.14時。「ラーゲリより愛を込めて。134分」第2次世界大戦が終結した1945年。シベリアの強制収容所では、ソ連軍の捕虜となった山本幡男(二宮和也)ら多くの日本軍兵士たちが収容されていた。わずかな食料しか与えられず、零下40度という過酷な状況下で重労働を強いられる彼らに、山本は「生きる希望を捨ててはいけません。帰国の日は必ずやって来ます」と訴え続ける。山本の信念と仲間を思う行動に勇気づけられる捕虜たち。8年後、山本のもとへ妻からのはがきが届き、帰国の日は近いと感じる山本だったが、その体は病にむしばまれていた。

いいなと思ったら応援しよう!