FOMC後のポジティブについて
本日も、非常にわかりやすいYouTube動画「投資家養成チャンネル - Joe Takayama」を参考にさせていただきました。
以下は個人的になるほど!と思った点を記載しました。詳細は動画をご覧ください。
【パウエル議長の発言でマーケットがポジティブに動いた理由】
① 75ポイントの利上げを現時点では考えていないことが、マーケットに安心感を与えた。
② 今後、2回の会合では50ポイントの利上げを想定し、その後は状況を見ながら50ポイントか25ポイントかを判断する旨の発言から、ある程度、将来の利上げ幅をマーケットが見通せるようになった。
マーケットは不透明感を嫌う傾向があるため、上記2点がポジティブに動いた要因と考えられます。逆に、今までは利上げ幅をどこまで織り込んでよいか判断が難しかったため、75ポイントの利上げ観測が出る状況だったのでしょう。
今後のマーケットは、底を探りながら、買いのタイミングを見極める動きに移るのではないか。
【ウォールストリートジャーナルの記事に関して】
米国においては、買い物や旅行等がコロナ前の状況に戻ってきている。これはクレジットカードや飛行機の利用状況からも分かる。今後、米国の経済は復活するのではないか。
EUにおいては、ロシア産原油の完全輸入停止に向けて早ければ6か月後、遅くても1年半後には動き出すこととなる。そのため、ヨーロッパ経済は長期にわたって厳しい状況になることが想定される。
【Bloombergの記事に関して】
ロシア資産家等が、資産を逃避させる目的でロシア国外(アブダビやドバイなど)の不動産を購入する動きが出ている。
これに対してEUでは、EU圏内の土地や建物を購入できないようにしようとしている。これによりロシアとの関係悪化は避けられず、原油や天然ガス等にも大きく影響する可能性がある。