「あれかこれかで悩んだら」という話。

こんにちは!
十華祭実行委員会・広報局長の七盤のハムさんです。

6月20日(月)22時で、十華祭の協力団体の一次募集の締切になります。
たくさんの協力団体の参加、お待ちしております!

さて、ゲームマーケット2022春とゲームマーケット2022秋における、出展プランの大きな変化としては以下のプランの追加がありました。

・一般出展の試遊卓有プラン
・半卓/試遊なしプラン
ゲームマーケット2022秋の新プラン

十華祭実行委員会では事前に2022秋でも2022春と同様のプランしかないことを前提に協力団体の参加プランを作成していたので、追加プランができた時点で「十華祭では費用面のメリットが出ないんじゃ…」と思ったのですが、これはハムさんの早とちりでした。

同じような勘違いをされている方もいらっしゃるかもしれないので、ここで改めて十華祭に参加する場合と一般出展をする場合の違いを整理してみようと思います。
(できる限り公平に、一般出展したほうがよいことも書いていきます)

ハムさんの心配

Bプラン(12000円)で参加を予定している協力団体が12100円(土曜)/1000円(日曜)の半卓試遊なしプランに流れてしまうのではないか?

十華祭に参加したほうがよいところ

コスト面でのメリット
先にハムさんの心配から解消していきますが、半卓試遊なしプランは「一日で」の費用ですが、十華祭のBプランは「二日で」の値段となります。
展示スペースの広さなどに違いはありますが、費用面のメリットが出せなくなってしまったというハムさんの心配は完全なる誤りであることがわかりました(一安心)👏👏👏

販売スペースの位置でのメリット
例年の傾向として、土曜/日曜の一日のみだったりするブースやグッズを主に取り扱うブースは同じ「一般出展」であっても、会場の端に追いやられることが多いです。ゲムマ2022秋では会場が広くなるので、この傾向は一層顕著になることが予想されます。
一方で、エリアブースは会場の入口近くや中央寄りに設置されることが通例となっているので、「ゲムマ当日に多くの来場者の方に作品を見てもらう」という観点でいうと、十華祭(エリアブース)として参加するほうに軍配が上がりそうです。

書籍を「ストラップセット」として販売できるメリット
【C: 書籍】で参加される方は、橙華堂の「パッケージストラップ」と書籍とをセットにした「ストラップセット」としての販売をすることができます。
グッズに着目する新しい客層へ書籍を届けるという意味でも、高い宣伝効果があるといえるでしょう。
それに、自分の本のストラップを作ってもらえるのは、宣伝効果抜きにしてもとてもうれしいです!(体験談)

速やかな通販のメリット
十華祭実行委員会では十華祭後に通販を計画しています。複数のサークルで合同通販サイトを作ることになるので、一サークルだけの通販よりも作品を見ていただく機会が増えることでしょう。
自家通販とは異なり、在庫管理や商品発送も十華祭実行委員会で担当する点も忙しい制作者さんの負担軽減という点で考えると大きな魅力となります。

一般出展したほうがよいところ

カタログ原稿の掲載
一般出展すると、ゲームマーケットのカタログにカタログ原稿が掲載されます。もちろん、十華祭へ参加した場合でも「十華祭」としてのカタログ原稿は掲載されますがすべての協力団体にフォーカスした原稿をつくる、ということはできなさそうです。

ゲムマブログの記事作成
ゲームマーケットには公式ブログがあり、出展経験のある方は作品紹介などをブログ形式で発信し、多くのユーザーに見てもらうことができます。
今回が初参加かつ十華祭のみの参加という方は、このゲムマブログを用いた情報発信はできなくなってしまいます。

取り扱える作品の制限の有無
十華祭では、「グッズと書籍」の取り扱いを主とするので、ボードゲームを取り扱う場合は一般出展にせざるを得ないことになります。

「あれかこれかで悩んだら」

双方の形式の「いいところ」が出そろったところで、そろそろ伏線回収していこうと思います。

あれ(十華祭で参加)かこれ(一般出展)かで悩んだら
あれ(十華祭で参加)もこれ(一般出展)もでいけないか

それぞれの形式を分析すると「既に一般出展の希望を出した人でも、十華祭への参加も一緒にすること」は可能で、それぞれにいい点があるので片方に絞るのはもったいない!ということがわかりました。

結論

ここまでの議論をまとめます。

・一日分の費用で両日出展ができるという十華祭の費用面のメリットは引き続き存在する
・十華祭と一般出展のそれぞれにメリットがあり、片方に絞るのはもったいない!
・十華祭には置ききれなかった作品を一日だけ一般出展で頒布というようなハイブリッドな計画が立てやすくなった
本記事のまとめ

最初は新しい出展プランの出現にビクビクしていましたが、よく調べてみると、十華祭での参加と一般出展のそれぞれに異なるメリットがあることがわかり、ホッと胸をなでおろしたハムさんでした。

協力団体数も15団体まで残り数団体のところまで来ました。

この記事を読んで「一般出展予定だけど、十華祭にも参加したい!」というグッズ&書籍制作者の方が増えて、20日(月)に皆様に開催確定のお知らせができればいいなと思います!
お申込みお待ちしております!

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