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「BEST TEAM」を導く若手リーダーの原理原則 @Slack Shibuya 参加ログ

今週の月曜に引き続き、今回はfastgrowさん主催の公演に行ってまいりました。


自分の今回の目的としてはリングアンドモチベーションの麻野さんの話を聞く事でした。

麻野さんの著書である「THE TEAM」を読んでから、一度は公演聞いてみたいなーと思っていたところに、この公園の情報が入ってきたので、仕事を1時間早く上がらせてもらって、行ってまいりました。


いつもはテクノロジー関係の公演をよく聞いていますが、今回は組織にフォーカスした講演会でした。

登壇者は以下の2人

リンクアンドモチベーション取締役 麻野さん
ミラティブ 代表取締役 赤川さん


また、今回の講演会は「7つの習慣 賢者のハイライト」という本の出版記念イベントでもあり、会場でもディスカウントして売っていました。


参加者は約60名ぐらいで、20代向けのイベントということもあって、全体的に若い方が多かったですね

主催のfastgrowがイノベーターの成長を目的としているためか、学生でもゴリゴリにビジネスやられてる方も多かったみたいで、

「昨日レアアイテムドロップしたんだよねー」

ぐらいのテンションで

「先週資金調達できてさー」
「すごいー! 俺もやんなきゃー」

っていう会話が聞こえてきたので、「は!?!?」っていうのが最初の感想です。


講演会の内容は事前に集めてあった質問を基に3つの質問が用意されており、その質問に麻野さん、赤川さんが答えていくというスタイルでした。

また、Twitterで「#7つの習慣」をつけて質問をツイートしてくれれば、そこから拾っていきますーっていうアナウンスがあったのですが、時間の都合上1つ質問を取り上げたぐらいでした。


今回も印象に残っていることについて書いていきたいと思います。


同じ何かを信じられる人と仕事がしたい

1つ目の質問、「誰とビジネスをするか決める時、特に意識することは?」に対しての麻野さんの回答でした。


これは麻野さんのリーマンショックの時の経験が元になっているようで、それまで黒字だったリンクアンドモチベーションがリーマンショックで初めて赤字に転落した時に、社内からも社外からも批判を受けたそうです。

その時に、「こんな時にも同じ方向を向ける人と働きたい」と思ったらんだそうです。

「物理的なもの(給料、立場)よりも目に見えないもの(理念、情熱)が同じ方がよい。物理的な物はいずれなくなってしまう。」とも仰ってました。


組織人格と個人人格

こちらも麻野さんの話から。

会社から与えられた立場に依存する人格(部長だから部下を守らなければならないなど)を組織人格、一個人としての人格を個人人格というそうなのですが、麻野さんはひたすらに個人人格で働いていたそう。

そうすると、傷つく時はすごくボロボロになるが、そこで学ぶことがすごく多いんですと、


それに対して、赤川さんは20代の時にはひたすら組織人格に振り切った経験があるそうで、20代の頃に働いていたDeNAでは「ミスターDeNAになろう」と奔走していたとのことでした。
ただ、その結果組織人格の息苦しさに気づき、今では個人人格で動いているんだそうです。


また、麻野さんの話の中で、組織人格が個人人格の奴に負けた時に立ち直れない、という話もありました。
結局個人人格のほうが最後の踏ん張りが効くんですね。個人人格で仕事したいなぁ


自分 DO or 自分 DIEの環境に身を置く、ただ、人は簡単には死なない

こちらは赤川さんの話

とにかく自分が働かざるを得ない状態、自分がやるか、自分が死ぬかみたいな状態に身を置くとすごく成長できますよとのこと


そりゃそうですよね笑
やらなきゃ死ぬ、成長出来なきゃ死ぬんですもん笑

ただ、今の日本はすごく死ぬ確率が低いようになってる、江戸時代の日本だったら道を歩いていたら突然斬られて死ぬことだってあるのに、それに比べれば全然挑戦できると話していました。


これは私もすごく同感です。

最近はマスメディアの影響か、ブラック企業、うつ病、過労死などの言葉を頻繁に耳にするようになりました。

そのせいか、「少し頑張る=そのままボロボロになる」みたいな考えの人が多すぎるような気がします。

まだ失敗が許容されて、失敗しても取り戻せる体力があるうちに動きまくりたいなと思います。


Connecting the dots 但し全力でやったことに限る

スティーブ・ジョブズの有名な言葉で「Connecting the dots」という言葉があります。

詳しい説明は割愛しますので、知らない方は調べてみてください。

この言葉に対し、赤川さんは「Connecting the dots には続きがある」ということを仰っていました。

それが「但し全力でやったことに限る」です。


全力でやらないと点にもならないし、その後線として繋がることもない。

先ほどの自分 DO or 自分 DIEとも繋がりますが、必死で全力でやらないと実力にならないということでしょう。


TRUEでいてくれ

麻野さんが部下にかける言葉だそうです。

一昔前は上司が部下を力で押さえつけるようなマネジメントが主でしたが、今は働き方が多様化し、社員が会社をすぐに辞められるような環境が整っているため、上司・部下間のパワーバランスが逆転し、以前のようなマネジメントは適さない。


だからこそ、麻野さんは部下には常に真実を言ってもらえるように心かげているそうです。

ましてや、モチベーションを扱う会社で働いてる社員だからこそ、「モチベーションが低くなっていることが上司に知られたら、評価が下がってしまうんじゃないか」と思ってしまう社員さんもいるそうで、そんな会社の取締役をやられている麻野さんならではの意見だと思いました。


終了後

赤川さんと麻野さんのエモさ全開の話しを聞きまくった1時間半でした。

終了後に7つの習慣をその場で購入し、麻野さんにサインまで頂きました。

個別で話す時間も作ってもらったので、いろいろと会社組織に関しての悩みなどを相談させていただきまして、ご意見も頂けました。
有難い限りです。


終わってみて、麻野さんの話が聞けたのは勿論満足なのですが、赤川さんの話ももっと聞いてみたいなと思えました。

人間そう簡単に死なないとのことだったので、今以上に活動してみようかなと思います。

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