左利き客対応の立ち食い寿司を発見した
わたしは少し喜んだ。板長氏に、なぜこの店に来たのかを訊かれたので、「立ち食い寿司屋さんを巡っているから」と答える。その理由については触れなかった。わたしはめんどくさかった。
板長氏は、意外そうな顔をしてから、じゃあAというお店にも行ったかと質問する。聞いたこともないお店だ。そう、わたしのグルメ熱は、3年半前に滅びたのだ。今はわずかな残党がのろりのろりと現れるだけ。Aが、このお店より客単価が2倍高いことを後から知る。
わたしは低血糖症にかかってしまった。インスリンが人の2倍も出る。かかりつけのクリニックからは、お寿司なら食べていいのは2貫までと指導されている。守れるはずもない。理論では、1貫あたりの白米を20グラ厶と計算しているそうである。シャリ極小の8グラムの握りなら5貫を食べられる。このお店のお米は非常に少なくて助かった。
立川で立ち食い寿司店はそこだけである(2023年6月)。板長氏は自信たっぷりだ。Aは食べログサイトにおける新橋の立ち食い寿司ランキングで1位(2023年6月)。
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