あたらよ文学賞 落選(泣)

第2回あたらよ文学賞 テーマ『青』
残念ながら、1次落選という結果に終わった。

第1回は情報収集できておらず出せなかったので次は絶対出して良い結果残すぞと長い間意気込んでいた。テーマが青だと発表された頃、どうしてもあるモノを小説の題材にしたいと思っていてまさにそれが青色のモノだったのでこれしかないと思い構想を練り始めたけれど、どうも物語が思いつかずそのモノで書くのは断念し(最近ようやくそのモノを題材とした作品を書けていてうれしい)、全く別の題材で書き上げたのが今回の作品。青というテーマが若干弱いかもしれないと思いつつも、青という幼いイメージを使いうまくテーマも盛り込んでいく。書き始めはこれをあたらよ作品にしようとも思っておらずプロットもないまま途中からあらたよにできる構想が浮かび形になったのだが、その行き当たりばったり感が昔から大好きでやっぱりやめられそうにない。(つまりプロット作るのをしなくなる一方なのである)

ドキドキの発表日、作品が読み上げられていく中自分の作品は一向に呼ばれない。仲良しのフォロワーさんがよばれ、嬉しい気持ちとともに悔しさも募っていく。自分も出てこい!と願っても呆気なく発表は終わる。
書いていて楽しかったし、いい作品になったと思ったのでとても悔しかった。
noteでの発表では惜しかった作品48作もあげるとのこと、どうせ自分の名前はないなと思った。だって講評読んでももうレベルが高いんだもの。テーマもやっぱり薄かったかなと諦めていて、これで惜しいにもなかったら惨めすぎてもっと泣くぞと思いつつも覗かずにはいられない。ハッとした。名前があるではないか。まじですか、届いたんですか

note発表のスクショ

一次落選にはかわりないし受賞なんてまだまだほど遠いのだけれど、自分の作品がちゃんと読まれ、人に届いたのだというのが何よりも嬉しかった。改善点はあるものの評価していただいてる部分もちゃんとある。すごく嬉しい救われた気持ち。認められた気持ち。文章にマイナスをつけられたのはショックだけど、それでも昔バカにしてきた奴には「ほら見ろバカにしやがってこの野郎!」という思いである。

そうしてその嬉しさから感じる本当の本音。
わたしは小説家になりたいんだろうか。書き始めた頃は小説家になりたいと思った。たくさんの人に読んでもらって、少しでも救われてほしい、勇気を与えたいと。自分がそうであったように。うん、やっぱりそれを叶えるには小説家になるべきだ。でも向いていない気もしている。でも書きたいし必要な人に届けたいと思う、だから公募はやめない。書き続けるのは当然。悔しくて泣いちゃうし嬉しくても泣いちゃうけどその繰り返しの中で少しずつでも成長したい。
あと、近くにいる人にまず、勇気を与えたい。できるかな

ひとまず今年の公募でかなり重きをおいていた賞は結果としては残念だったけれど、惜しかった作品に残り、いい作品をかけて、だせて偉いのでよしとする。
仲良しのフォロワーさんとも同じnoteに名前を載せられて嬉しいのでよしとする。

そろそろ今年一番頑張りたい公募がやってくる、r18文学賞。
あっと驚くようなエンタメの作品よりは人の心に刺さってそっと支えたり、何か残るような作品を書けたらいい。
『ペガサスの翼』がわたしにとってそうであったように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?