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算数の宿題

鹿児島市のどんぐり自然学校に通う2年生の娘は、今、足し算引き算を学んでいます。どんぐりでは、シュタイナー教育を基礎に子どもの成長に合った学びを提供してくれます。

シュタイナー教育的にはプラスチックのものは使わない方が良いのですが、娘と旦さんは、定期的にプラスチックのものを家に持ち込みます。

昨夜は、算数の宿題をする際に、それを利用していました。

ご存知の方も多いかもしれませんが、シュタイナー教育では教科書を使いません。先生が、書いてくれたノートを写し、それが教科書の役割を果たしていきます。どのノートも色とりどりで美しく、心が和みます。

この日の宿題は7は何と何を足すとできるのか?

裏面は、7は、何から何を引いたらできるのか?

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数字って確かに組み合わせでできていますよね。自分が数字を学んだ時とは全然違う出会い方をしているので、どのように手伝ってあげれば良いか、とても迷いました。

結局、彼女は、三つに分けた仕切りの中の宝石を何度も何度も数えて答えを導き出していました。

何度も何度も数えるうち、何度も何度も同じことを繰り返すうち彼女の血肉になっていくのだなぁと感じました。

法則を覚えた方が、速いし簡単なのように大人的には思ってしまうのですが無駄に思えるような作業を、苦を感じずにやりこなしていく姿を見ていてこのやり方でいいのだと無言の説得を受けた感じでした。

偏った「ものの見方」でしか自分が生きていないという事に、彼女の学びを通して気づき、今ある世界が他の角度からも見えることを感じることができたのです。それって豊かなことだなぁって思えて、私も一つ今の世界を生きる智慧を学んだような気がしています。

今日は、算数の宿題のお話でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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