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No.1 いよいよ6月10日オープン

2022年6月10日いよいよ天王寺コートがオープンします!
コロナパンデミックの後、飲食店の形が色々と変化し、この2年半の間様々なチャレンジを繰り返してきました。
とにかく正解かどうかなどは別として、その時お客様に求められていることをスピーディーに判断し、提供する。そんな事の繰り返しだった気がします。
その流れを少しずつですが、ここに文字化することにより私の思いも整理できればと思います。

それではオープンまでの残り5日、今までの道のりを少しずつお伝えします。

2020年の2月突然のパンデミックにより飲食店の形がテイクアウト事業へと変化します。
道具屋筋のお弁当パック屋さんは、人気のサイズ感の弁当箱はほとんど売り切れでした。夜のオードブルの器は大阪市内は売り切れ続出で、岸和田の仲間に分けてもらったの思い出しました。
看板は手書きでお弁当やおかずのメニューを貼り出したり、YouTubeで配信をしてみたり、テイクアウトのパンフレットを作ってみたり、寒い中店頭でお弁当を売ってみたり。

営業時間の制限もありましたし、お酒の提供もできなくなったりする中、とにかく毎日の生活に当店の料理が必要な方がいらっしゃったので、閉めることなく営業することが使命だったと感じておりました。
駅前のスーパーやコンビニエンスストアは連日おかずが夕方売り切れと言うことを聞き、LINEで毎日日替わり弁当をアナウンスし、LINEでの注文予約なども初めました。

ご近所さんへは配達も始めました。そして、当店の名物でもある生魚のお造りの盛り合わせ12種盛りの販売をするため、鮮魚の販売の免許を取得しました。

企業とはそもそも地域のお困り事を解決するために存在すると教わりましたが、まさにこのパンデミック開始後の数ヶ月は、自分たちが生き延びると言うことより、地域の皆様のお困り事を解決したい思いで必死だったど思います。
当たり前だった生活のスタイルが一気に急変した数ヶ月でした。
ステイホームと言われ続け、家の中に居続けないといけない生活を強いられる。
そんな皆様のために、食べることで少し幸せになれたり、笑顔になれたりできないかと思っておりました。

この飲食のスタイルの変化が、5日後のオープンを控えたTennoji Courtが生まれる発端だったんですね。

この2年半の短い期間で外食やテイクアウト、デリバリーなど食のスタイルが激変しています。
ですが生活習慣とは恐ろしいもので、今は団体のお客様などほとんどなく、20時以降のご来店などほとんどありません。

新しい生活習慣のスタイルに食べると言う事はなくなったわけではないですし、
そして、食べる楽しみもなくなったわけでもないのです。

さあ、私たちはどんなお役に立てるのか、続編はまた明日。

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