文学フリマ東京39（12月1日）頒布予定の官能アンソロジー『Cocktails』の掲載作品紹介『祭りのあと』
さて、8人の作家がシェイカーを振って競艶する、カクテルがテーマの官能アンソロジー『Cocktails』掲載作品のご紹介、第三弾です。
第一弾『堕ちぬ天使の夢を見る』の作品紹介はこちら。
第二弾『ラストリゾート』の作品紹介はこちら。
この『Cocktails』は文学フリマ東京39（12月1日開催）にて頒布されます。Kindle電子書籍にもなります。
文学フリマ東京39の概要はこちら。
主催者明星さんのブースの詳細はこちら。
キンドル電子書籍のページ（12月１日発売、予約受付中）はこちら。
本日は、まっしぐら作『祭りのあと』をご紹介させていただきます。
『祭りのあと』byまっしぐら
タカシは彼女の佳代との事で悩んでいた。 理想の彼氏を演じる事を要求するだけで自分の事を何も見ていない事に失望し別れを考えていたが、 佳代をきっかけで仲良くなった友人達との繋がりを失う恐れから踏み出せずにいた。
ある日、その友人達との飲み会で、彼女の妹・蘭と出会う。 屈託のない笑顔を見せて接してくれる彼女に癒されたタカシだったが、 次の日からまたストレスを溜める日々が始まり、胃痛が続くようになる。 そんな折、蘭からの間違い電話がきっかけで二人は頻繁に電話をするようになる。
お互いの悩みを話し合ったりくだらない話で夜通し話をする日々が続いていたが、 会話で知ったタカシの胃痛を心配し、蘭が胃薬を職場近くまで持ってきた事で二人の距離は一気に縮むのだが…？可愛い猫のようなあの子と飲んだお酒は甘いプッシーキャット。
というわけで、次の作品紹介もお楽しみに！
※ 作家様の敬称は省略させていただいております。