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文学フリマ東京39(12月1日)頒布予定の官能アンソロジー『Cocktails』の掲載作品紹介『オレ様の酒で名モナき嘘に酔え』

さて、8人の作家がシェイカーを振って競艶する、カクテルがテーマの官能アンソロジー『Cocktails』掲載作品のご紹介、第四弾です。

第一弾『堕ちぬ天使の夢を見る』の作品紹介はこちら

第二弾『ラストリゾート』の作品紹介はこちら

第三弾『祭りのあと』の作品紹介はこちら

この『Cocktails』は文学フリマ東京39(12月1日開催)にて頒布されます。また、Kindle電子書籍にもなります。

文学フリマ東京39の概要はこちら

主催者明星さんのブースの詳細はこちら

キンドル電子書籍のページ(12月1日発売、予約受付中)はこちら

本日は、ナンパ犬太郎作『オレ様の酒で名モナき嘘に酔え』をご紹介させていただきます。

 『オレ様の酒で名モナき嘘に酔え』by ナンパ犬太郎
 TVプロデューサーのモナは、かつて社会現象を起こしたアイドル俳優レオ様にAD時代にバースデーサプライズを仕掛けられ、闇落ちしかけた心を救われた恩があった。
 だが、その時に振る舞われたカクテルの記憶がなく、思い出そうとする度に淫夢を見て下着を濡らしてしまう事に自己嫌悪していた ともあれ、いつかレオ様に直接お礼を述べると共に真相を確かめる機会を夢見てモナは仕事に勤しんでいた。
 だからこそ、近年のレオ様が関係者たちに「落ち目だ」と囁かれている状況にはひどく心を痛めていた そんなある日、モナは親友で同業者のトモエからレオ様のバースデーパーティに誘われるが、あまりに淫猥すぎるレオ様の本質にモナは幻滅してその場を去ろうとする。
 だが“あの時のカクテル”を飲むようレオ様に迫られるとモナはそれだけで下着を濡らし、足を動かせなくなった───

というわけで、次の作品紹介もお楽しみに!

※ 作家様の敬称は省略させていただいております。


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