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文学フリマ東京39(12月1日)頒布予定の官能アンソロジー『Cocktails』の掲載作品紹介『ゆるしの秘蹟』

さて、8人の作家がシェイカーを振って競艶する、カクテルがテーマの官能アンソロジー『Cocktails』掲載作品のご紹介、第八弾です。

第一弾『堕ちぬ天使の夢を見る』の作品紹介はこちら

第二弾『ラストリゾート』の作品紹介はこちら

第三弾『祭りのあと』の作品紹介はこちら

第四弾『オレ様の酒で名モナき嘘に酔え』の作品紹介はこちら

第五弾『夢なんていらないから』の作品紹介はこちら

第六弾『塩対応の汐井さんは俺の牝犬いぬ』の作品紹介はこちら

第七弾『悪魔の美酒』の作品紹介はこちら

この『Cocktails』は文学フリマ東京39(12月1日開催)にて頒布されます。また、Kindle電子書籍にもなります。

文学フリマ東京39の概要はこちら

主催者明星さんのブースの詳細はこちら

キンドル電子書籍のページ(12月1日発売、予約受付中)はこちら

本日は、明星作『ゆるしの秘蹟』をご紹介させていただきます。

 『ゆるしの秘蹟』 by 明星
雪村志乃は、シスターとして修行をしながら町民と交流し、悩みをきいていた。
ある日、とあるボクサーの青年の懺悔を聞く機会があった。試合前に禁止されている飲酒と自慰が彼の内容であった。
 初めて色事の懺悔内容に息をのむ志乃であったが、なんとか答えてやりすごす。その後、光の顔を見ていないのに志乃は想像が膨らみ、自分も自慰に耽ってしまう。未亡人である自分が、若いボクサーに対して抱いた感情。それを恥じ、自らも懺悔室に。そんな折、テレビでボクシングの試合を見ていると聞いたことのある声が。プロボクサーの沼田光だ、というのだが……?切な甘い気持ちはまるでアマレットの甘酸っぱい記憶。

というわけで、次の作品紹介もお楽しみに!

※ 作家様の敬称は省略させていただいております。


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