
ブルゴーニュ ピノノワール
[生産地]
モンジャール・ミュヌレはヴォーヌ・ロマネ村の名門ドメーヌの一つ。

ボルドーと並び、フランスのみならず世界屈指のワイン 産地ブルゴーニュ。
その中でも、最高レベルのワインを産み出す 「ヴォーヌ・ロマネ村」。
あの誰もが憧れる世界最高のワインで、今や時価100万と も言われる[ロマネ・コンティ]を筆頭に、[ラ・ターシュ] [リッシュブル]と続く極上特級畑の数々・・・・。
地形、土壌、気温、降水量、そして日照時間など全ての 風土が、ピノ・ノワールを産み出すのに最適と言われ、 人智を超えたまさに【天の恵み】を奇跡的にまで備えた 偉大なるワイン産地として、その名声は留まるところを 知りません。
まさに神に愛された土地なのです。

[作り手]
1620年から始まる由緒ある造り手。
現在はヴァンサン・モンジャール氏が8代目当主です。

モンジャール家は代々ブドウ栽培を生業としてきましたが、現当主のヴァンサン・モンジャール氏の父親、ジャン氏が自らの手で多くの極上のワインを造り、ドメーヌは大きく成長しました。
北から南まで幅広く優良な畑を所有し、37ものキュヴェを生産しています。
テロワールの個性を存分に活かしたブルゴーニュの王道ともいえる味わいを高品質で幅広く世に広く伝えることの出来る数少ない生産者です。

印象的な紋章は良いワインは畑からでき、その畑で徹底して働くという意味を持っています。

こだわりは細部にまで渡り、オーク樽は有名なトロンセの隣でヴァンサン氏自らが森を開拓した区画の樹を使っています。
そこで上質なオークを厳選し、18ヶ月間の自然乾燥後に樽にします。
ここまでこだわり、妥協しないで出来るのはブルゴーニュでも数えるほどでしょう。

ワインはテロワールの個性を余すことなく活かし、モダンでありながら、古き良き時代の要素も上手く取り入れており、誰もが素直に楽しめる見事な造りです。
どのヴィンテージにおいても常に高い品質と満足度を約束してくれる素晴らしいドメーヌです。
[品種]ピノ・ノワール
『紫の要素を持つクリアーなガーネット色の色調。

このヴィンテージでは 抜栓直後から、スグリやブラックチェリーに加え、ブルーベリーや ブラックベリーのニュアンスも持つ華やかな香りが立ち昇ります。
一方味わいでは、何より抜群のテロワールからのピノ・ノワールの 凝縮感に圧倒され、それに甘さを感じるタンニン、しっかりながら 上質の酸も加わり、それらがピノ特有の辛口の風味に複雑さと奥行きを 与えています。
また、時間の経過により表れるペッパーのようなスパイス香と、 かすかなケモノの風味などもワインに一段と複雑さを与え、ドメーヌのお膝元、 ヴォーヌ・ロマネの片鱗がそこかしこに表れ始めるのです。