言葉は、ドラマ
表現って、楽しいと思います。
言葉による表現では、他の国の言語で表現してみると、日本語とはまた違ったニュアンスが表現できて、面白いです。
僕が参加している部活で「おむすびアート部」という部活があります。
部長さんからお題が出ていたので、チャレンジしてみました。
映画『グレイテスト・ショーマン』の挿入歌「This is Me」を翻訳してみようというものです。
英語の翻訳なんて、もう何年もチャレンジしてないですが、やってみることにしました。
“I’m not a stranger to the dark”
ってセンテンスは、二重否定のような構造ですかね。
”私は、暗闇の世界をよく知っている”という意味かなと思いました。
でも、"stranger"を使うことで、不本意なはぐれ者感が漂います。
けして暗闇の世界にいたいわけではないのに、その世界を知らざるを得なかった、というような。
その裏には、I`m a stranger to the brightという対比が含まれているようにも思えます。
ここが、面白いです。
“I’m not a stranger to the dark”
この一文だけで、複雑で階層的なバックグラウンドが想起されます。
さらに、序盤は、まだ、scarsを含めた自己の肯定ができてない状態が伺えます。
周りからも受け入れられていない。
自分で自分を受け入れられてもいない。
この世界には、自分の居場所がどこにもないんじゃないか。
この序章からのクライマックスが、
"THIS IS ME"
なのです。
これが、わたしなんだ!と、胸を張って歌います。
ドラマティックですね。
This is Me を聴きたい方は、こちらからどうぞ。
おむすびアート部は、こちら
(エネルゲイアのアカウントが必要かもしれません)
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