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池袋ロマネスク、久々にロックバーってこういうとこだよねと思った

ZEPの看板のバーがある、と聞いて気になっていた。池袋ロマネスク。GWの終わり頃。

店は地下一階。路面からやや急な階段を降りる。カウンターのみ7、8席。喫煙OK。酒瓶には500円とか1,000円とか一杯の価格が書いてある。

店内に入った時に流れていたのはビートルズの”Sgt.Peppers”。もう後半、最後のA Day in the Life、インナーグルーヴまで聴く。

CDかレコードで音楽をかけている模様。リクエスト受け付けますよ、とマスター。バーっと喋りかけてくるでもなく、さらっと店の説明してくれて、割と話しやすい印象。これセール中で〇〇円ですとか、これはフルーティーな味でとか言ってくれる。とりあえずセール中の一杯500円のウィスキーをソーダ割りで。
音楽は何もリクエストしなかったので、適当にかけてくれる。割とメジャーなものをかけるのかな?と思っていたら、Deep Purpleの93年作、”The Battle Rages On…”。90年代のパープル、聴いたことなかったわ。ギターはまだブラックモアなのね。

別のお客さんのリクエストでDerek&The Dominosのアナログ盤を経由し(途中針飛び、ピクチャーディスクだと針飛びの場所がわかりづらくて…とマスターが眼鏡ズラしながら調整したりありつつ。久々に聞いたBell Bottom Bluesにビートルズ風味を感じた)、我々がリクエストした”TOTO IV”もA面をアナログで。冒頭ロザーナのシャッフルの心地良さ。


その後は経緯忘れたけど、ロキシー・ミュージックのライブ盤”Viva”。「イケイケの時ですよ」とのことだったけど、本当にイケイケ。More than thisくらいしか知らなかったので、これは嬉しい出会い。

帰りしな、「実は日本のフュージョンが好きなんですよ」とのことで、深町純と和田アキラのデュオ作、さわりだけ。フェンダー・ローズって、こんなカキンコキンな音だっけ。

https://diskunion.net/jazz/ct/news/article/1/108478

達筆な明細、明朗会計。
テーブルチャージは500円(瓶の緑豆とハイチュウが食べ放題だった)、安いドリンク選んでけば2,000円ちょいで過ごせるだろうか。
デートや多人数には向かなそうだけど、久々にロックバーに来たという感じがして、よかった。

食べログにも記事あり。


ZEPの看板は入口階段にあり。路面ではこちらの看板の方が目立つ。
喫煙目的店。2時間ほど滞在して残った煙草臭はファブリーズ数回すれば気にならないくらい。

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