今週のフラクタル63 ((0.5+0.9i)(z^3+1)/(x^2+y^2-2)+c)
どうも、108Hassiumです。
今回は$${\frac{(0.5+0.9i)(z^3+1)}{x^2+y^2-2}+c}$$($${x}$$と$${y}$$は$${z}$$の実部と虚部)に関するフラクタル図形をお届けします。
(0.5+0.9i)(z^3+1)/(x^2+y^2-2)+c
マンデルブロ集合を囲んでいる黒い帯状の模様は、おそらく分母=0の解が円上に分布していることに由来すると思われます。(要は$${x^2+y^2-2=0}$$をトラップにしたorbit trapと同じです)
なおマンデルブロ集合の形状が線対称っぽいのも特徴的ですが、これの理由は不明です。(そもそも本当に線対称かどうかも不明です)
原点から少し離れた位置に、めちゃくちゃ長い収束領域があります。
拡大図です。
ジュリア集合は、マンデルブロ集合と同様の環状の模様があるのに加えて3回回転対称である点が特徴的です。
2種類の吸引的サイクルが存在するジュリア集合です。
3種類の吸引的サイクルが存在するジュリア集合です。