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ゆうしゃ
2017年11月29日 07:53
大内家は義隆の死をもって事実上消滅した。そしてそれは陶隆房にとって誤算の連続を生むことになった。 当初、隆房は義隆の嫡子である義尊を当主に迎えるつもりであった。これは正当な大内の血を残すことにより、隆房の行動を大内家への忠誠として正義と為さんがためである。義隆は事前に義尊を大寧寺から脱出させていたため、隆房はその捕縛を命じた。正当な大内家の血筋を残し、実権を握る。それは、隆房の父、興