０. わたしについて ・ ここに綴ること
はじめましてこんにちは。
このnote.を目に留めてくださり ありがとうございます
なつめ さき といいます
大半の人は忘れてしまうような
子どもの頃の記憶を
鮮明に膨大に保持しています。
でも
大人になって 人から指摘されるまで
それが特別なことだとは
思っていませんでした。
生まれつき
ものづくりや表現すること・おもしろいこと・哲学的なことが好きで
作家志望で美術系の大学を卒業し
美術講師などしていました。
外国人の夫・ハーフの子供と日本に住んでいます。
敏感すぎて生きづらい
典型的なHSP気質に生まれ
一見そのようには視えない
隠れ機能不全家庭で育った
アダルトチルドレンで、
世間と最小限の接点で生きるしかない
社会から逃げ切りたい、
の一心で
美術家をめざしていました。
勉強も運動もそつなくでき
成績優良
図工や作文で表彰され
友達から人気もあり
大人から一目置かれていた 小学生時代
高学年になると
心のバランスを崩し
内から湧いてくる漠然とした不安に呑まれ
世界が暗転しました。
言いようのない生きづらさから
希死念慮を抱き
自傷・不登校・自律神経失調で休学・引きこもり・自殺未遂・緊張で気絶 、
成人後も いろいろな原因不明の病・不調を経験。
１５年以上もの間
あちこちの心療内科やカウンセリングルームにかかり
さまざまな診療を受けましたが
状態が改善することはありませんでした。
「生まれた家は
経済的に恵まれてて
両親は
尊敬できる良い親だ
特技があるし
成績も良い
友達はいる
いじめられてはいない。
でも
こんなに苦しい。
そんなの悩みじゃない,贅沢だ と言われても
この苦しい感じ
これがあるのは真実なんだ。」
「どうしてこんななのか
自分がわからない
息しているだけで傷つく
生きてるのが恥ずかしい
ただただ 人間が怖い
怖くて 関われない
あらゆることが摩擦になり
この世にいるだけで
心が焼けるように痛い
この生きづらさは一体なに？
どうしてみんな
平気そうに生きていられる？
どうして
そんなに滑らかに
動いて しゃべって 笑っていられる？」
自分はおかしい
同じ生き物なのに
確実に 何かが異常だ
これはきっと
まだ発見されていない 新種の精神障害だ。
誰か これを見つけて
こんなに苦しいわけを教えて！」
「この人生に一体何の意味がある？
どうして生まれたのか
生き続けなければいけないのか
わからない。
この気持ちの
本当なところは
死にたいというか
消えてしまいたい。。」
そんな想いが
ずっと体内に張り付いていた
体感的に壮絶な 20年あまり
くりかえし
くりかえし
死んだ方がいい。
なんとかして死ななきゃ。。
と思いながらも
怖くて怖くて死ねなくて
日々押し寄せる絶望感のなか
吸える酸素のある場所や関係を求めて
泳いでいった先で
いく度かの
地獄に仏 としか思えないような出会いや
暗闇の中に光る
一抹の希望のドラマに揺れながら
生にしがみつき
大人になりました。
完全想定外に結婚
一生ディンクスのつもりでしたが
中学校の美術講師になり
たくさんの生徒と関わったことで
これが自分だ、と思う拠り所だった何かが
根幹からぐらつきだし
知らないわたしが顔を出したので
気が変になりそうなほど
戸惑いながら
直感的に
子供を産もう。
と決め、
妊娠した矢先
とつぜん 実家が家庭崩壊し
親の化けの皮が剥がれました。
過去と未来を想い
動揺しながら 産んだわが子は
HSS型HSCで
育児の息苦しさ と
異様な育てにくさに
苦悩したことがきっかけで
じわじわと
自分の真相が明るみになっていきました。
「生きづらいわたし」
を極めた背景
自己喪失のプロセス
暗澹と広がった恐れの世界
インストールされた
自己破壊のプログラムで
望まないのに
ひたすらくりかえし体験する
苦しい現実の ネガティブサイクル。
混沌としていた人生のいきさつが
全て腑に落ちました。
そして
いまやっと
破滅のループから脱して
自分を生き直しはじめた
その経緯を
「過去をふりかえって
現在を捉え直し
今ここに生きている自分を刷新したい」
という趣旨で
わたしの世界観とともに
現在までの生い立ちを
綴っていきます。
（生きていくうち
色々な経験から
何かを乗り越え
わたし、変わった！
トンネルを抜けたんだ！！
と思ったけれど
そこは
別のトンネルの入り口に過ぎなかった。
という
入れ子式の地獄めぐりが
度々ありましたので
「メンタル系ジプシーで
どこに行っても 病名・原因わからない。
どんな受診・治療も良くならず 意味がないから
もう疲れて 希望を捨てて 諦めた。
でもこの謎に耐えられない、
わからない苦しさと付き合い続ける事に
何よりも限界。」
「わかりやすい崩壊家庭・毒親育ちじゃない。
だから悪いのは自分なんだ。
でも、それにどこか納得しきれない自分が居て
どうしようもなく苦しい」
というような
想いを抱えておられる方
読まれると
なにか
参考になるかもしれません。