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コンテンツマーケティングで「極悪女王」になれる”熱量”の作り方

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ネットフリックスで話題のドラマ「極悪女王」ご覧になりました?
我が家では、もうすぐに見て、引き込まれるように一気に見てしまいました。

このドラマは80年代に一世を風靡した女子プロレスの世界を
描いており、特に、反則や凶器使用も厭わない悪役レスラーとして
趙有名になったダンプ松本を主人公に、
ゆりあんレトリバァが演じてるのが注目です。

このドラマはなぜ面白いのか?色々理由がありますが、
とにかく圧倒的に「熱量」が高いことだと思っています。

人に何かコンテンツを届けるのに、
ただ情報を載せるだけなら、ただのニュースです。
でもそこに「熱量」が無いと、情報過多社会で
人の目を釘付けにできないのではないか、そう思っています。

では、その「熱量」とはどのように作ればいいのでしょうか?
テンションを上げる、とかそういうことではありません。

色々あるのですが、最低限やらないといけないことは
「ポジションを取る」ということかなと思っています。

この「極悪女王」は地上波のドラマでは
とても放送できない要素満載です。
劇中のダンプ松本の反則シーンは、かなりのバイオレンスです。
でもここまでやらないとリアルじゃないし、「極悪」感は出ません。
ここまでのバイオレンスなシーンを「暴力的だ」と批判する人もいるでしょう。
しかし、これはそういうドラマなのです。
だから必然として「バイオレンス」に振ってます。


そして、ダンプ松本のライバルである”クラッシュギャルズ”の
レスラー2人を演じるのは、剛力彩芽さんと唐田えりかさんです。


2人の名前を聞いて、ピンと来た方もいるかもしれませんが、
お二人とも、過去に交際相手が色々と話題になり、
色々批判されたりした女優さんです。
でも彼女たちは、「自分はこの人が好きなんだ」
というスタンスを明確に打ち出し、その結果、ちょっと大変な目にあった
2人をキャスティングしたというのも意味があります。

どちらも「自分はこう」と
誰からも批判されない場所とは違う「ポジション」をしっかり取っているのです。
だからこそ、強いのです。
「無難」「予定調和」なコンテンツは
伝えたいことを届ける力が弱くなりやすいのです。
*アメリカ大統領選で、ドナルド・トランプ元大統領がパワーがあるのも
良い悪いは別として、強くポジションをとっているからです。

ポジションを取るということは、リスクもあります。
ある外国人エグゼクティブとお話した時に、
「日本人は真面目で優秀だけど、責任を取りたくない人が多いよね」
と言われたことが印象に残っています。

自分の社員を見てても思うことがあるのですが、
「間違ってるとか言われたく無い」「怒られたく無い」から
自分のポジションや意見を明確にしない
つまり、「どうしたらいいですか、といちいち聞いてくる」
「これは自分に関係ないという」みたいなことがあり、
受け身になりがちです。

でもそう言う人の発言や行動には「熱量」がないので、
仕事にパワーが出ない=成果が出ないのです。

「熱量」という抽象的なものを創るのは
なかなか再現性が表現しづらいですが、
まずスタンス・考え・ポジションをしっかり決めて取る
(嫌われるターゲットを決めるとも言えます)
ところから、生まれるのではないでしょうか。

ではまた

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