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Episode01: 「恋愛依存の苦しみとその原因」

はじめまして。私はてんしちゃんと申します。この記事では、私が学生時代に抱えていた恋愛依存の経験から、どのようにして「幸せな恋愛」を手に入れることができたのかをお話ししたいと思います。


恋愛が全てだった学生時代の私

私が大学生だった頃、恋愛は私の人生の全てだと思っていました。
でも、その恋愛は少しずつ私を苦しめるものになっていきました。自分の気持ちが不安定になり、彼に依存してしまい、彼がいないと幸せじゃないとまで思っていました。あのころの私は恋愛が全てであり、他のことにはあまり目を向けられていなかったことに、今となっては後悔しています。


「大切にされる幸せ」を知った今の私

あの頃の経験を乗り越えた今、私はとても大事にしてくれて、愛してくれるパートナーに出会うことができました。お互いを尊重し合える関係を築けている今、恋愛は私の人生の中で幸せの一部になっています。
それは、依存ではなく支え合える関係です。現在の恋愛において、苦しい思いをしたことはありません。


恋愛依存の苦しみを経験したからこそ伝えたいこと

このシリーズでは、私がどのようにして恋愛依存から抜け出し、もっと健康的で幸せな恋愛を楽しめるようになったのかをお話ししたいと思っています。もし、同じように恋愛で不安や依存を感じている方がいれば、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。



彼だけが全てだった -恋愛依存のどん底で見た景色-

大学時代、大好きな人に出会いました。付き合ってすぐの頃は本当に幸せで毎日が楽しくて仕方がありませんでした。
でも、いつのまにか彼が全ての中心になり、講義中もバイト中も、頭の中にいるのはいつも彼のこと。彼と一緒にいる時間だけが安心できる時間で、それ以外の時間は常に不安に押しつぶされそうでした。私の生活の中心が彼になると同時に友達とも疎遠になっていき、どんどん彼だけの生活、つまり依存していってしまいました。


「連絡が来ないだけで不安」だった日々

例えば、彼との予定がない日は朝から落ち着かなくて、LINEの通知が来ないだけで「今、何してるんだろう?」と気になって仕方ありませんでした。
一方で、一緒にいられる時は本当に嬉しかったです。彼のことが大好きだったから。

ある日、彼と一緒に大学近くのカフェでのんびり過ごしていたときのことです。突然彼のスマホが鳴り、友達から「今暇だから会わない?」と連絡が来たようでした。
すると彼は、「じゃあちょっと行ってくる」と言い、私を置いて友達のところへ行ってしまったのです。
その瞬間、私は笑顔で「行ってらっしゃい」と言ったものの、内心では「どうして私との時間を優先してくれないの?」と感じて、ひどく落ち込みました。この出来事は、さらに彼への依存が加速するきっかけになったと思っています。


疲れ切った心 -「自分が嫌いになりそう」だった-

彼に会えない日はもちろんのこと、一緒にいても心から安心できることはほとんどありませんでした。私の中では、彼との関係を壊さないために頑張らなくてはならないという思いが強く、自分の気持ちを押し殺して無理をすることが当たり前になっていました。
でも、その生活を続けるうちに、次第に自分自身が疲れ切ってしまったのです。「私はこんなに彼のことを大事にしているのに、どうしてこんなに苦しいのだろう」と感じながらも、それをどうすればいいのか分からず、自分を責めるばかりでした。


「恋愛は人生の一部」と気づいたとき

今振り返ると、当時の私は恋愛がすべてだと思い込んでいました。
しかし、恋愛は人生の一部であり、全てではないと気づきました。大切なのは、恋愛を人生の娯楽として楽しむこと。自分を大切にし、依存することなく、健康的な関係を築くことが重要だと学びました。

もし当時の私に伝えられるなら、「恋愛は人生を豊かにする一つの要素に過ぎない」と言いたいです。そうすることで、もっと自分らしく恋愛を楽しめるようになると感じています。

次回は、「変わりたいと思ったきっかけ」についてお話しします。
あの頃の私が、恋愛依存から抜け出す一歩をどう踏み出したのか、ぜひ読んでいただければ嬉しいです。

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