サンバ
自分の指導を振り返る。vol.31
『あ〜いう生徒がいる所が強いのよ〜』
『あれは、生徒じゃなくて、先生です❗️』
スタートはココだ。三島サンバ振興会の方と生徒の会話である。
学校の大イベント『三島サンバ大会』のリハで狂ったように舞う、あいつに向けてのコメントだ。
あいつ?
そう、俺だ!
リハ終了後
三島サンバ振興会の美女軍団(推定60歳平均)に囲まれた。いや、囲んでいだだいた。(敬意)
『先生💕夏祭りのサンバパレードで一緒に踊ってくれません❓』色仕掛け攻撃💕メロメロになるのを抑えるのに必死であったが、巧みにかわす俺。
一向に攻撃は鳴り止まず、ラストショット🤜
『若い女性もいるのよ💕』
貫通ーーーーーーーーーーー😍はい、下心です。美女である方々(昔🤫)の集いの若い子バージョン?そりゃ期待が膨らんだ!膨らみすぎて割れた。
当時は教員駆け出しの3年目、単身で来て、教員という枠組みを越えた人間関係を欲していたのだ。だからスタートを切ったのだ!
綺麗事?
はい、下心です💕ごめんなさい🙏その他、何物でもありません🙏
練習日
小さなホールに到着。
扉を開けて入室するや否や、黄色い歓声と手拍子の連発を浴びに浴びた。俺はスターか?勘違いすること無く、そりゃ冷静に総勢20名弱のメンバーを一気に見渡した。
未だに若い女性枠らしき影はない…。
現状を保ったまま、人員の増減は一切なく
練習終了。
遠回りの巧妙な手口で質問タイム。
加藤『メンバーはこれで全員ですか?』
隊長『いやまだ、全員では無いわよ』
加藤『どんな人なんすかー?』
隊長『私と同じくらいかな?(年齢)先生若い子を探しているでしょ❓』
はい図星🤩図星だけど、核心を突くNICE洞察力。言葉にせずとも、伝達能力に優れているようだ。良い能力を備えてくれた両親に感謝した。
『いるじゃない😃ココに』
目が合う…。
俺は何て言葉を発したか記憶に無いが、何かしらの打開策を講じ、気まずさを拭い去れず敗北したニガイ記憶は鮮明に残っている。
確かに若い❗️確かに、皆さま方からしては、二回りは若い。私からは、一回り半以上は離れている距離感。
いや〜実に巧妙な手口『若い子いるわよ詐欺』の被害者加藤利光が誕生した瞬間であった😁
一気にやる気が・・・無くなる訳でも無く~
練習後には、漲るヤル気🔥
既にモチベーションが
『若い美女 < 夏祭り参加』の不等式が成り立っていた。
祭りに参加した事はあるだろうか?傍観者でなく、祭りを作る側に立った事があるだろうか?
俺は初めてだったんだ!
地元の盆踊りぐらいに参加したことはあるが、祭りの盛り上がりに加担する、そちら側の世界に入ったことは無かったのだ。
成田か高円寺かどっかの祭りが凄くて、俺もあんな熱い仲間と一心不乱に叫び合いたい!そんな潜在意識が目を覚ましたんだ。
(※最高の祭りへの招待お待ちしております)
本番当日。
沿道の視線をジャブジャブ浴びた。先頭センターで踊る俺を見て、サンバ隊の1番後ろまで一通り目を向け、二度見、三度見されることが何度あったろうか。当然だろう、美女軍団の中に一人だけメンズ!しかも温度差が異なるただの馬鹿😁
初年度なんか炎天下の中、踊り狂い、片道踊って熱中症。美女軍団の徹底的な治癒により、何とか最後までやりきることができた。おばあちゃんの知恵袋であろうか?(失礼過ぎてやばいな😁)
今では仲間である。
最高の仲間である。
だって、結婚式の余興枠で出演してくれて
友人の度肝を抜く最高の企画となったのだ。
誰なの?
何のネットワーク?
友人の疑問の数々が、会場を不思議な雰囲気に導いた。
成功🌟
こんな出会いをモノにした過去の自分にあっぱれである。
一歩を踏み出した、下心に感謝である。
やる選択は、間違いなく何かを生む。
イベントは青春の1ページになる。
だから、イベントを辞めるのを辞めよう。インハイ、文化祭、様々なイベントの中止は確かに致し方ない状況であろう。だけど、どんな形であれ、何かをやることで、何かの感情をうみ、誰かの成長となり、終わってみたら親友になったり、結婚相手になったりすることだってあるだろ?
そうなんだ
俺の結婚相手は、
他でも無い、
このサンバ隊から誕生した!
嘘。
だけど、カミさんもこのサンバ隊に混ざり最高の経験をしたことは紛れもない事実である。
どうか、イベントを辞めるの辞めませんか?どんなに手間がかかったとしても、どんなに思考を凝らす必要性があったとしても、100通りの方法を考えれば良いならばそれを考えようよ。1000通りでもいいよ。俺は準備OK!
今しかできない、今でしか味わうことが出来ないことが必ずある。
絶対にある!
挑戦しようよ。
みんなでさ。
下心たっぷりで😁