人間関係の最上級
自分の指導を振り返る。Vol.10
自己紹介は人生で何度するのだろう。
クラス替え、新たな職場、パパ友の会…etc。
ならば、自己紹介に慣れておく必要性はありそうである。
22年前。
高校1年時の自己紹介!
クラスを笑かしにかかり、見事成功。
この経験がきっかけで、自分にコダワリが生まれたのであろう。
良いスタートは、3年間の交友関係に良い影響をもたらした。次の卒業文集でのランキング結果から言える事であろう。(実家に帰り、思い出に浸ったら発見。)
※(5)は5組の意味。
カッコイイランキングも当然あり~
ランクは・・・。
ランク外…。人間は顔では無い!その開き直りが、ユーモアのセンスを磨く日々を作り上げたのだ。
8クラス中、まずまずの高評価💫
だからこそ、【自己紹介=スタート】は良い形を切らせたいのである。
自己紹介での注意事項
1つ目:無難は禁止。
自分をさらけ出せ。イジメは許されないので、思いっきりやらせる。
2つ目:初対面で相手の人間性を決めつけるな。
1回の関わりで性格は見えるものだ。だけど「俺こいつ無理っ!」というレベルまでは見えない。器の小さい人間になるな!
⇒その説明は、こちら。
高校時代はサッカー部系としか関わらず、同じ価値観を持っているため話が盛り上がる。内容は、女の子の話がメイン。楽しかったんだけど、考えの幅が狭かった。大学時代、広げに広げ、電車マニア、モノポリ好き、柔道好き、パチンコ好き、服好き、本好き、旅好き…etcなど偏見なく深く関わった。色々なタイプと友人になると、考えの幅が広がる。それぞれの魅力が発見でき、自分の無能さに気づけた。こだわりの強さが魅力を発揮すること。好きがあるって人生が楽しいって事。様々な勉強がそこにはあった。
3つ目:ウザーッ!って言うやつからは離れろ!
そういう奴は不幸を与える。皆で逃げろ!「ウザッ」をクラスから撲滅させる取り組みである。過去の文章からも言えることであろう。
サポートは、生徒の心を煽る。さらけ出そうという空気感が出る。
とはいえ
自己紹介が終わり、この子苦手だな~~みたいな空気を発する生徒はいる。人間なら当然であろう。(※自己紹介のやり方は当然特殊である。)
なので、最後に次の言葉で締めくくる。
人間関係の最上級の定義
漫画『ルーキーズ』から生まれた!
加藤利光的な言い方は
「苦手な人を避け続けるのではなく、苦手な人と腹を抱えながら、笑い合える関係を目指せ⭐️」
何度、関係を悪くした人と仲良くなったことか。修学旅行でミスをして、生徒の前でビンタを食らった大先輩とも、厳しい指導に対して若さ故に逆ギレをしてしまった学年主任とも、最高の教育を提供したいと飲み屋で本気のバトルを繰り広げた親友とも。
全ては、この言葉のお陰で今の良好な関係がある。
嫌な人がいる空間は、常に相手の動向が気になり、考えてしまう。このストレスが人生の無駄をうむ。だから、全力で修復かつ再構築。
気まずいムードの中、再構築したときの、あの何とも言えない、たまらない感情こそを、人間関係が不器用な生徒たちに全力で伝えたいのである。
良いスタートは、良いゴールを与える。
担任生活14年間の数々の生徒たちの笑顔で、自信が確信に変った。
今年も良いスタートを提供しろ。
俺!
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