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【行動しない壁①】たった2文字で頼み事を30%聞かせやすくする方法

『読まない壁』『信じない壁』を超えたら
いよいよ最後の『行動しない壁』が立ちはだかります。

この『行動しない壁』を
超えてもらわない限りは
オススメした商品を買ってもらうどころか
いいねやフォローも得られません。


今回は数ある
『行動しない壁』を超える手法の内でも
最も簡単でとても強い効果を出す3文字の言葉
を伝えます。


もちろん、この言葉を使うだけで
あなたが読者に求める行動をすぐに行わせることはできません。

しかし、この言葉を使うか使わないかで
成約率(行動を起こしてもらえる確率)が
約30%変わったという実験結果がある
のです。

その実験とは、

エレン・ランガーという心理学者が行った実験です。

その実験は
『理由を添えるとどのくらい頼みごとが成功しやすいのか』を調べたもので、
図書館にあるコピー機に並んでいる先頭の人に順番を譲ってもらうように説得する実験でした。

①「急いでいるので、先にコピーを取らせてください。」
  
└ 理由+頼みごとパターン
 ⇒ 94%の人が順番を譲ってくれた

②「先にコピーを取らせて下さい。」
  └ 頼みごとのみパターン
 ⇒ 60%の人が順番を譲ってくれた

上の2つの結果は明らかで
理由を付けることで
頼みごとが34%も聞いてもらえる
ようになりました。


ここまではあまり驚く内容でもないかもしれません。

自分が急いでいないのならば
「急いでいるので」と言われれば
多くの人は譲ってしまうと思います。

しかし、次のパターンは
僕にとって衝撃の結果でした。


③「コピーを取りたいので、先にコピーを取らせてください」
  └ 理由になってない理由+頼みごとパターン
 ⇒ 93%の人が順番を譲ってくれた。

理由づけ「〜ので」

「コピーを取りたいので、先にコピーを取らせてください」

この文章は
「〜ので」の前に
理由も新しい情報も入っていません。

しかし、頼みごとのみのパターン
「先にコピーを取らせてください」⇒ 60%

に対し
「コピーを取りたいので」という
有っても無くても意味がなさそうな一文が加わっただけで
33%増しの93%の成約率を取ることができたのです。


エレンランガーは
「〜ので」という2文字が付いただけで
人は深く考えることなく頼みごとを承諾してしまう
ことを示したのでした。


もちろん
コピーライティングをする上で
必ずしも33%成約率が上がるというわけではありません。

実験とはいろいろ条件が違いますし
エレンランガーはコピーする枚数が5枚の時と20枚の時で実験しましたが、
(上の実験結果は5枚の時)

20枚の時だと5枚の時に比べて
成約率は下がります。

枚数が多いということは
要求内容が多いということですから当然です。


しかし、
理由をつけた時とつけなかった時だと
20枚のときでも20%増しで承諾してもらいやすくなったのです。


ここから学ぶべきは
読者に何か要求(買ってもらう、いいねを押してもらうなど)するときは、理由を付けないよりは付けたほうが良いということ。


例えば

◯共感したらいいねを押してください!
 ⇒ これからも私が良い情報を発信するモチベーションになりますので!

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 ⇒ もうあなたに僕と同じような失敗を繰り返して欲しくないので!

もし情報商材を買ったことがあったり
たくさんのファンを集めているブログをみたことがあれば
このような理由づけを見たことがあるかもしれません。


たったの「〜ので」という2文字が
成約率に数十%も影響する
なら
使わない手はありません。


あなたも是非、使ってみてください。

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