炭水化物が染みるpm9:30

計画性皆無の末、終業時刻過ぎてからエンジンがかかるタチ悪い 残業手当 目当ての給料泥棒タイプの居残り。意図的にタイムカード打刻忘れってことにして、とぼとぼ家を目指す。そのためにまず長い長い信号を待って、駐車場を目指す。出勤したときには満車だったここも、この時刻には数台で、街灯もまばらで、でも、それよりも明るい、月はまあるくて、いや、ちょっと欠けてるか。まぁ、そらはいいとして、握れないくらい冷たいハンドルつまんで、うわの空のままアクセルとブレーキ交互に踏んで、対向車とは一台もすれ違わず駆け抜けた農道かえりみち。

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