江之浦測候所 冬至光遥拝の会
江之浦測候所の冬至光遥拝の会。
冬至。私は仏教徒ではありませんが、この日は仏教でも無礼講になったりと特別な日なようですね。
1年で一番夜が長い、闇深い日であり、私の姉の誕生日(←関係ない)。若い頃は、寒いし、夜が長くてあまり良いイメージが無かったこの冬至。
でも、歳を取るにつれて、この日を境に陽が延びるということは、何か明るい気持ちになれる、いい節目だなと感じるようになりました。
江之浦測候所のHPにも「冬至は一年の終点でありまた起点である。この特別な一日は、巡り来る死と再生の節目として世界各地の古代文明で祀られてきた」と書かれていました。この冬至光遥拝の会は当然、行きたい人がみんな行けるわけではなく、抽選。
江之浦測候所は夏至と冬至の日だけ昇る朝日が一直線に入ってくるように計算されているような建築になっていて、それを私もこの目でいつか見てみたいと思っていました。
平日で仕事なので、行けるか?と思いましたが、始発に乗れば何とか間に合うのと、少し出社を遅らせれば、参加可能と思い、応募。
なんと、当たりました。ありがとうございます、江の浦測候所の皆さま。
前回の満月の会とはまた別の、とても神秘的な時間を過ごすことができました。日の出時間は6:48 。本来はそのわずか3分半ほどの間、相模湾から昇る陽光が70メートルの隧道を貫いて、対面に置かれた巨石を赤く染めるということになっています。
空は快晴ではあったものの、水平線上に雲があったために、完璧には行きませんでしたが、それでも隧道を貫いてくる朝陽は感動できるものでした。2023年の確か1月末に江之浦測候所に来て、約1年後の12月22日、素晴らしいものを見れて1年を締めくくることができました。
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