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片足だけでも踏み出す

若年層孤独死が増えている。

最近こんな記事を見かけ、ヒュッと心臓が痛くなった。

様々な社会問題が飛び交う今日。

高齢者の孤独死問題は前々から騒がれていた。

それですら私は恐怖を感じていたのに、
まさかの若年層孤独死。

一人暮らしで、独り身、予定もなし。


他人事とは思えない。

幸いにも仕事はしていて、辛うじて社会とは繋がりはある。
だが、明日が我が身になるかもしれない。

何故そうなってしまったのだろうか、私なり考えてみた。

何か困ったことがあっても頼れない。頼り方を知らない。だから孤立してまうのだろう。


実際のところ、昔休職をした時はまさにそうだった。社会から一気に弾かれてしまった、あの孤独感は今でも思い出すと恐怖に震える。

何をしていいか、どこに、誰に助けを求めていいか、正直なところ分からなかった。
あの時は運良く両親に助けてもらえた。
だが、いなかったら?

分からなかった。
少なくとも休職中に傷病手当金がもらえるなんて全く知らなかった(私の場合は対象外だったが)
何かを調べようとすら気力すらしばらくわかなかったのもある。

人は安心安全な場所でないと、落ち着いて休むことすら出来ない。
一歩つまずくだけで、起き上がるのにも相当な時間がかかる。
一人では立てないことだってある。

多くなくていい。
たった一人、一つだけでも頼れる存在があれば、
どんなに心強いことだろうか?

そして後はもちろん自身の問題。
人に頼ることが苦手、怖いと思うこともある。
助けを求めても拒絶されてしまうことだってある。
私もそうだった。

この人ならと思って、手を伸ばしたらあっさり振り払われたことも何度もある。

悩みがあるならなんでも話して?
なんて言っておいて正論論破されたこともある。
人間不信にすらなりかけた。
いや、今も信じたいのに怖い。

じゃあ、もういい。
諦めに似た何が胸に落ちた。
多分こういうことが繰り返されると、助けを求められなくなるだろう。


安心して話出来る場所作り。
加えて、緩やかな社会との繋がり。
ガチガチの人間関係にこだわらなくてもいい。
挨拶が出来ればいい。
繰り返すが、自分を認識してくれる人が一人いてくれたらきっと孤独からは解放される。

私もその為の第一歩を今、踏み出した。
居場所作りを作る。自分の体験を活かして。

婚姻率、出生率はごめんなさい、私はきっと貢献出来ない。
けど、孤独死を防ぐことだけは唯一私に出来ることだと思う。



まだまだ生きたいんだ。私。

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みけにゃん
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