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リハビリ生活:目標を設定するときに?
イチロー選手が、日米通算4000本安打を達成した会見で「誇れることがあるとすると、4000本のヒットを打つには、僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。
それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね」
上手くいったことでなく、上手くいかなかったことに、常に向き合うというのは、私とは真逆の生き方、精神力でとても真似できません。
私はいつも上手くいったことを他人に語り、自分が喜ぶという“成長”には縁がない生活でした(^_^;)
それと、以前にメモしてたイチロー選手に関する記事が出てきました。
オリックス時代のイチロー選手の専属打撃投手を務め“イチローの恋人”としてマスコミに紹介された奥村幸治さんの記事です。
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奥村さん。“目標”って高くし過ぎると絶対にダメなんですよね。
必死に頑張っても、その目標に届かなければどうなりますか?
諦めたり、挫折感を味わうでしょう。
それは、目標の設定ミスなんです。
頑張れば何とか手が届くところに目標を設定すればずっと諦めないでいられる。
そういう設定の仕方が一番大事だと僕は思います」
ある時、イチロー選手にこんな質問をしたことがあった。
「いままでに、これだけはやったな、と言える練習はある?」
彼の答えはこうだった。
「僕は高校生活の3年間、1日にたった10分ですが、寝る前に必ず素振りをしました。
その10分の素振りを1年365日、3年間続けました。
これが誰よりもやった練習です」
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私たち片麻痺当事者が「リハビリ」で考えておかないといけないことに共通しています。
高い目標を設定し、バランスが崩れたまま無理をしてしまうと、疲れや元気な足を負傷してしまい、以前より悪くなったという経験があると思います。
私も1度や2度では無いです(^_^;)
また、精神的に大変で、その挫折感から立ち直るのにすごい時間がかかりました。
このお気楽、能天気を絵に書いたような私でも、落ち込んだらしばらくは立ち上がれませんでした!
それと目標を設定するときに、他人と比べず競争を絶対にしないこと。
いくら見た目で同じように見えても、後遺症や時間、経験の違いは大きいです。
でも、「あの人は症状が軽かったから出来た!」とは、思わないでください。
その人の努力を聞くと、本当に地道に取り組んだ結果であることに頭が下がります。
この話を理解できてる当事者は、交流会に継続的に参加してくれ、リハビリ効果も段違いです。
イチロー選手の「1日に10分、1年365日、3年間寝る前に必ず素振りをしました。」
この考え方が、私たちを変えてくれる「目標の設定」の仕方ではないかと思います。
偉そうなことを書きましたが、実は書きながら自分に言い聞かせています(^_^;)
最後まで読んでいただき感謝です!
今日も元気と笑顔で頑張りマス(^-^)/