幸せのヒント:ありがとうと言える生き方?
高知新聞の『閑人調』の切り抜きが見つかりました。紹介します。
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「 閑 人 調 」
「ありがとう」
私はかつて、妙な病気にかかり、天職と思っていた教職を辞した。それ以来、治療に専念してきたつもりだが、いまだ完治していない。
この数年、一日として死を考えない日はなかった。得も言われぬ恐怖におののいてきた。とりわけ、真っ暗な夜が怖い。
世の中にはさまざまな病気で苦しんでいる人がいる。しかし、人間っていうのは厄介な生き物で、自分の病気が一番重いと思い込む傾向がある。少なくとも、私はそうだった。
ある日のこと。何かきつかけだったかは忘れたが、私はふと思った。いくら悲しんでも苦しんでも、時は過ぎていく。限りある時間をそんな調子で生きていていいのか。死ぬ時、「ありがとう」と言える生き方が必要なのではないか、と。
島崎藤村は死ぬ前に、「涼しい風だね」と言ったそうだ。すてきな言葉だ。私は俗人だから、そんな言葉は残せない。「ありがとう」が精いっぱいだ。
ただ、死の床には誰が訪ねてくるか分からない。はたして全員に「ありがとう」と言えるのだろうか。いまの私には自信がない。最期の感謝の言葉が少しでも美しく輝くような、そんな生き方を毎日積み重ねていかねばならない。(治)
高知新聞「閑人調」2013.8.31より
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佐野内科リハビリテーションで、50日に1回血圧の状態を見ていただくために診療を受けています。
薬も徐々に軽いものに移行してきたが、120~80と低く安定しており安心しています。
昔、市の健康介護支援課から胃がん検診結果通知書が送られてきてました。
受けたバリウムを飲んでレントゲンを撮る検査で、精密検査の必要となったようです。
胃がん検診の精密検査で100人に1名の人が胃がんだったというから、心配はいらないと思いますが、精密検査が必要と言われたのは初めてのことでした(^_^;)
ジャーナリストの鳥越俊太郎さんがガンの宣告を受けたときに「あ、ガンの本が書ける」と思ったそうです。
私もブログネタが・・・・・あぁ、とても思えない!
病気に臆病なぐらいがちょうどいいと、いつも言ってて、友人が頭が痛いとか、家族がここんとこ頭痛が治まらず・・・「悪いことは言わんき、とにかく病院へ行き!」としつこいぐらいに言っています。
だから、この時の2、3日は胃がキリキリする感じ(^_^;)
本当に根性無しです(>_<)
でもこの時に高知市内の病院で胃カメラを撮り、ピロリ菌を除去し、その後は異常なしです!
今日の新聞の「閑人調」が私に大切なことを教えてくれています。
『いくら悲しんでも苦しんでも、時は過ぎていく。
限りある時間をそんな調子で生きていていいのか。
死ぬ時、「ありがとう」と言える生き方が必要なのではないか。
最期の感謝の言葉が少しでも美しく輝くような、そんな生き方を毎日積み重ねていかねばならない』
最後まで読んでいただき感謝です!
今日も元気と笑顔で頑張りマス(^-^)/
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