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リハ研オンライン勉強会:~障がい当事者やハンディキャップのある方の性の問題と貧困、誰も置いていかない働き方改革~報告
1月29日(水)19時から高知県リハビリテーション研究会「第20回オンライン勉強会」を開催しました!
テーマは、障がい当事者やハンディキャップのある方の性の問題と貧困、誰も置いていかない働き方改革でした。
企画・出演は、高知県リハビリテーション研究会理事の中平武志さん((株)幸、デイサービスセンター幸のつどい)でした。
タブーとされている障がい児者の性や貧困と就労機会の問題まで社会の課題など、様々な提言をいただきました。
私が土佐山田町少年補導センターで臨時職員として育成を担当していた時に、ある施設の七夕まつりにお邪魔した時に、職員の方から「知的障害者の恋愛、SEX、結婚で大変困っている」と話されていたことを思い出しました。
あれから45年・・・半世紀が経とうとしているのにこの問題は一歩も進んでいないのだなぁと感じた。
自分も脳卒中で障害当事者となり、45歳から7~8年ほどは、性に関心を示すこともできなかったが、やがて゛朝立ち”をした時にはうれしかった。
それもおしっこすれば・・・・・終了!(笑)(こんな時が月に数回)
やがて可能ではないかと思われた時は、自己破産で・・・・(>_<)
就労もできない貧困と向き合う日々だから・・・・・。
もし、身体が元気で、心のブレーキを失っていたら・・・・・。
決して他人事ではない。今回の中平さんのお話は、私にとって切実なお話でした。
こういう時私は「解決策はないでしょうが、今、本音で話し合うことから始めることじゃないでしょうか?とお答えします。
だから、恥ずかしいけれど、自分の体験を少し書かせていただきました。
でも、この自分の話のキッカケをくれたのは中平さんです。
中平さんが、オピニオンリーダーでこの提言をしてくれることで波紋が広がってくれると思います。
中平さんの話が終わって質問時間になった時に、これは発言はないだろうと思ってました、宮本寛さん(高知県リハビリテーション研究会会長)が発言すると次から次へと、しかも核心に触れる貴重な内容のお話が聞けました。
結局終わったのは、予定を20分は過ぎてたと思います。
タウンモビリティで行う、まちのコミュカフェ「ふくねこ」休日版でも、学生さんが障害当事者の方と「恋バナ」の話もしたいねぇと、話題に出ます。
しかし、私を含め大きく勘違いをする当事者もいます。
だから、LINEなどの連絡先の交換や写真も集合写真や記録以外は撮らないようにお願いしています。
私も卒業前に記念に写真を撮りましょうと言ってます。
年に一人か二人タウンモビリティステーション「ふくねこ」に訪れ、県外に帰られるからと写真を撮ってもらっています。
だから、まず、医療・介護・福祉・教育の従事者の方々の中で、性の問題が話し合われるのが日常となり、当事者を交え、やがて、学生も加わるというのが良いのかなと感じます。
今、人材不足が叫ばれる時代に、オピニオンリーダーとなって話題に上げてくれる人たちが増えてくることだと思います。
「他人事」や「上辺」で無い、現実の本音で打開策に本気で話し合うことです。
重ねて、企画をしてくださった中平さんに心より感謝いたします<(_ _)>
高知県リハビリテーション研究会
高知県リハビリテーション研究会(以下リハ研)とは、地域リハビリテーションの理念に基づき、高知県下の保健・医療・福祉の向上に寄与することを目的に活動しています。
※地域リハビリテーションとは、障害のある子供や成人・高齢者とその家族が、住み慣れたところで、一生安全に、その人らしくいきいきとした生活ができるよう、保健 ・医療・福祉・介護及び地域住民を含め生活にかかわるあらゆる人々や機関・組織がリハビリテーションの立場から協力し合って行なう活動のすべてを言う。(「日本リハビリテーション病院・施設協会」の定義より)
最後まで読んでいただき感謝です!
今日も元気と笑顔で頑張りマス(^-^)/