リハビリ生活:脳卒中当事者家族からメッセージ!
脳卒中当事者家族の方から、以前にブログにメッセージをいただきました。
1人目の方は、お父さんが2回目の脳梗塞を発症し、先日リハビリ病院を退院。
初回の時と違い、重い片麻痺と失語症の後遺症だそうです。
お父さんと離れて生活をされてる方で心配で参考となる記事を探している方です。
2人目の方はお母さんが2006年にアルツハイマー型認知症と診断され・要介護5となり、お父さんと2人で介護していたが、2013年いお父さんが脳出血で倒れ右片麻痺になられたそうです。
私自身は当事者が、1番辛くしんどいと思っていた自己中心的な男ですが、お二人の文面を見ると家族の辛さしんどさは当事者以上ではないかと思いました。
ただ、どちらが・・・というふうに比べてはいけないということです。
当事者も、他の当事者を見たときに、あの人ぐらいだったらとか、それぐらいだったらとついつい思ってしまいます。
しかし、それまで回復した本人の努力を知ると、とても真似できない努力をされてたり、出来ない人とか、しない人と思っていたら、病気を併発されていたとか本当に様々です。
また、後遺症が軽い人ほど、身体が完全復活できない悩みは重く、うつを発症する人も少なくありません。
だから、比較する目で判断すると大切なものが見えません。
1人目の方が「アドバイスをおねがいします!」とメッセージをいただいたので、思いついたことを箇条書きにしました。
家族の方でこのブログを読んでくださっている方もいるかもと思いましたので、参考になればと思い改めて紹介します。
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○○さん、こんばんは(^O^)
はじめましてです。ブログを見ていただいて感謝です。
お父さん大変ですね。
脳卒中の当事者は症状、後遺症が100人100様で、しかも、その人の時期も大きく影響してきます。だから、正解がありません。
それを踏まえて一般的なお話です。
①時間がお薬です。
焦る気持ちがあるのはわかりますが、周りが焦っても本人の気持ちが動かなければ、始まりません。
2回目となると心の折れ方は相当なものだと想像します。
②リハビリではなくリ・ボーンへ
身体を以前の身体にという発想をやめる事が大事と思います。
後遺症が1度目よりもきつく現れたと思います。
リ・ボーン(再び生まれる)つまり、2度目の新しい生き方を見つけると言ってもいいと思います。
③「心が動けば体が動く」
たとえですが、どんなに教科書が良いと言われても私は教科書は好きになれませんでした。
しかし、困ったことがあり、必要と感じた時に教科書を探すようになります。
④「やらされるリハビリに効果なし!」
脳卒中は体の病気ではなく脳の病気です。
体の訓練では効果が無いと思います。
残った脳の神経と体の神経がつながった時に初めて効果があります。
つまり、意識することや本人が創意工夫することで奇跡的な回復もあります。
やらされるリハビリ訓練では効果は望めません。
⑤お父さんと会話を楽しむなんて素敵ですね。
何かが出来るようにではなく、楽しむことを一緒に探す発想です。
パソコンやスマートフォンを扱えれば、若い頃を書いてみる。
出来なければ一緒にパソコンを勉強する。
散歩に行きカメラで本人が花を写す。
あなたが、お父さんをプロデュースする発想です。
あ、自分勝手に書いてしまいました。
まだまだ、言い足りない部分もあると思いますが限界です(^_^;)
こんなに、纏めて書いたことがなかったので、すごく新鮮で私の勉強になりました。
ありがとうございました。思いつきで書いたので参考になることも少ないと思いますが、よろしくお願いします。
また、思いついたらnote(ブログ)に書かせていただきます。
『片麻痺は不自由だけれど不幸ではない!』
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私自身、母との二人暮らしで家族の視点を持たずに来ました。
母も相談ができず不安な日々を過ごしたんだろうなと今になってやっと気付きました。
感謝です<(_ _)>
最後まで読んでいただき感謝です!
今日も元気と笑顔で頑張りマス(^-^)/
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