リハビリ考:リハビリには『工夫する脳』が有効?
以前に書いてたブログのリメイク版です。
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散歩で歩くときに上下運動が少なくなったとのと左右のバランスが良くなり左右のふらつきも少なくなったと思います。
不自由な右足に体重をかける歩き方が本当に有効だったと思います。
歩いてて脳卒中の人のリハビリについて2点閃きました。
1点は『工夫する脳』です。
もちろん脳に関してはド素人の私ですが、工夫するという脳の部位(箇所)があるならば、これがリハビリの効果を上げるのではないかと思いつきました。
歩き方もこの7月まで病院やデイサービスの施設に行ったことが無く、自分の工夫のみで行ってきました。
あ、テレビや雑誌の情報を試しながらです。
そこで気がついたのが脳卒中当事者仲間のKさんです。
この人の歩き方の上達ぶりには目を見張るものがあります。
初めて会った2年3ヶ月前は杖をついていたと思います。
杖はもうとっと前に見なくなり、1年前には駆け足のようなことまでしてました。
訪問リハビリの効果ももちろんあると思いますし、本人の努力も測り知れないほどだと思います。
でも、Kさんの生活(一人暮らし)に関して工夫をする感性は人並み以上を感じます。
今では彼の不自由が周囲からはわからなくなっています。
友人の釣りに対しての工夫など私では想像つかないことですが、いっぱいあると思います。
「工夫する脳」の発達が手足の情報と脳の情報を結びつけているのではないかと仮説が成り立つのではと思います。
『脳科学』の先生や学生さん、いかがでしょう(^_^;)
2点目はやはり脳の話です。
先日の講演でも話ししてました。
麻痺した右手親指を伸縮(グーパー)と練習するのではなく、伸ばす伸ばすと練習してください。
鏡を真ん中にして元気な左手を鏡に写し右手が行っているように脳に錯覚させると良いと聞きました。
そういうとテレビでもそんな場面を見ました。
左手を先生にして右手(麻痺)の使い方を覚える。
この時にどこの筋肉を使っているか?というふうにするそうです。
散歩するときに、寒いこともありますが、右手にいつの間にか力が入ってしまい固く握ってしまっています。
このブログを書いてる時もそうです。
意識が集中するときに思いっきりグーをしてしまい痛いと思う時があります。
それで、右手の片、腕、手、指の筋肉の力を抜いていきます。
今日信号でこの一連の動きをしている時に、「あ、手足の情報と脳の情報が繋がってる」と思いました\(^o^)/
単純でしょう(^_^;)
でも、力を抜くことが出来るのも手足の情報と脳の情報が繋がってるからこそできるんです。
と、いうことは、手の力を抜く練習がとても重要なリハビリだと思いました。
多分専門家の方の常識と思いますが、それを正しいリハビリだと思える当事者はほんのひと握りと思いますよ。
こんな事や足の裏の感触や足の運びを考えながら、ちょっと難しい顔で散歩している今日この頃です。
最後まで読んでいただき感謝です!
今日も元気と笑顔で頑張りマス(^-^)/