幸せのヒント:障害を受け容れる?
講義などでお話をさせていただいた時に、質問でよく聞かれるのが「障害受容」という言葉です。
私の場合は、片麻痺の現状をあるがままに受け入れることが、次のステップに行くためにとても重要でした。
ですが、多くの方に「障害を受け容れる」ことが出来ない当事者の話をよく聞きます。
私も受け入れることができなくて、リハビリ(回復)にこだわり必死に取り組み、何度も心折られ、絶望した体験から、その気持ちは理解できます。
いつも言ってますが、私は褒められて伸びるタイプです(^_^;)
「褒められたい」といつも思っています!
恥ずかしいですけど、昔、毎朝、右脇腹にクッションを挟み脇を締める運動をやっていました。
デイサービスに行ってた頃に、チラッと筋肉のつき方をアピールし「あれ、福島さん、どうしたがぁー、すごいやかぁ」という驚嘆の声が聞きたくて秘密の訓練に励んでいました(笑)
私の動機やモチベーションを維持する意欲は、常に不純です(^_^;)
障害に抗っている姿は、他人より自分が自分で褒めたい男だろうか?
自分が褒めたい男にならないと他人から褒められることはないだろうと思います。
考えました。
「自分は大切な存在だ」とか「自分はかけがえのない存在だ」というふうに自己肯定感を感じれるだろうか?
私は退院して、自分の経営してた会社の実情がわかりだし、始めて銀行で融資を受けだした時に、風呂場で頭を洗っていると、左手に髪の毛が真っ黒にひっついてきました。
自分でもあまりの怖さに洗髪を止めてしまいした。
それからは頭髪を気にする毎日でした。
その後に意を決して、馴染みの散髪屋さんで、思い切って坊主頭にしました。
そして、写真屋さんで写真を撮ってもらいプロフィールに使いました。
その後、牛乳販売店の事務所に帰り店長に「どうで?」と聞くと、「社長、そのほうがえい!私は好きやねぇ!」
若い女性に認められると一気に自信がつきました(^_^;)
それ以降は髪の毛のことは一切気にならなくなりました。
でも、髪の毛で悩まれてる方は本当に多いです。
有名な方でも「カツラ」を利用している方の気持ちもわかりますが、「受け容れる」ことが出来れば、本当に楽になるのにと思います。
ある朝、早朝散歩に出掛けました。
10分ぐらい歩いたところで、パラパラと雨が落ちてきました。
焦って歩いたために、家に帰り着く前に心と身体がボロボロになりました。
濡れて困るのは、デジタルカメラと携帯電話・・・・・服は濡れても洗えば問題なし・・・だいいち帰ったらすぐにシャワーを浴びるから濡れても問題なし。
要するにカメラと携帯電話を濡れないようにポケットに入れれば問題はない(^O^)
先日はあんなに焦って、濡れたら大変と慌てていたのに(^_^;)
次の日は雨が少し多かったけれど心配することは全くなかった。
雨を『受け容れる』ことでこんなにも心の持ち方が変わることに驚きました。
今、全国の雨の降り方は極端すぎますよね!
雨の前には樹木は、元気が出ていませんでしたが、雨が降ると花や野菜が一息つき、雑草も道にはみ出しスタンディングオベーションを始めています!
最後まで読んでいただき感謝です!
今日も元気と笑顔で頑張りマス(^-^)/