ぽんぴろぽんぱん音楽日記(2023夏)
7月末 米津玄師/ 地球儀
泊まってもないホテルの朝食をたべてから、映画館へ行った。(とっても特別な気持ちになるのだ)
スタジオジブリからオファーがあるって一体どれほどの重圧なのだろう。
8月1日 Emitt Rhodes/ With My Face On The Floor
僕が彼を知った時には既にこの世を去っていた。あまり言うものではないだろうけど、彼の歌はどこかポールマッカートニー を感じるのだ。作品が似ているとかそうのではない。曲を聴いた後の心持ちというか、聴いた者に残す、エッセンス、、残り香が似ている。人懐っこいメロディ。
パワーポップの先駆者と言われてるみたい。
8月2日 Yonlu / I Know what its Life
彼もこの世を去った、それも16歳という若さで。SNSで知ったブラジルのシンガーソングライター。圧巻だ。すごい。ボサノバなのだろうか、とらでぃっしょなるな匂いに、どこか危うい。
8月3日 Calexico/Alone Again Or
歯切りの良いリズムギター。ポップスなのだけれどただそれだけでは終わらず、民族音楽のチャンポンのようだ。
8月4日 くるり/ 愛の太陽
中学生の時にくるりのCDを買って聴いた時良さがわからなかった。むしろ冴えない音楽でカッコ悪いとさえ思った。
出会った時の印象は良く無かったけれど、どんどん良さがわかるようになって今となっては大好きで、年々好きになる。
8月5日 早川義夫/ この世で一番キレイなもの
エッセイ「たましいの場所で」を読んで
早川義夫、言葉のひと。
悲しくも弱い心を歌う強い歌。
彼の言葉を信じてみよう、少し表を歩いてこよう、、そんな気持ちになる。
「綺麗と思う心が綺麗なのさ」
8月6日 john lennon/ india india
ジョンの声とギタアだけのホームレコーディングデモ音源。このたわいもない音が好きだ。たわいもない歌が好きだ。好きだ。
ビートルズのバンド編曲でも聴きたかったが、これがいいのかもしれない。
8月7日 Gal Costa/sebastiania
ブラジルの歌手69年の作品、捲し立てるように注がれる声は妖艶で、展開が劇調。瀟酒である。
彼女は60年代のブラジルで起きた芸術運動、トロピカリアというものの第一人者みたい。
8月8日 never young beach/らりらりらん
ふっと軽やかになる。かかとから風吹きつける。お鍋から吹きこぼれる泡みたく。ぼわっと。
サウンドはけっして押しつけがましくなく、肩をちょちょいと叩いてくれる。
追記
8月は録音にライブにそれなりに、あります。
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