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音源せいさくについて
現在バンドセットでの音源せいさく中です。
みんなで曲を作るのが久しぶりでなんだか楽しい。スタジオに入ったり鴨川で歌の練習したり。身の回りにいる素敵なミュージシャンの力をお借りして、(おんぶに抱っこの状態ですが)てくてくと作っております。
今はサポートしてくれているスタッフがいるのでそうでもありませんが、ソロで活動していると、何をやるのにも1人が多いのです。
遠征するのにも1人、スタジオで練習するのも1人、もちろんライブのステージ上でも1人。もともと1人でいるのが好きな質なので、なんてことないのですが、バンドメンバー全員車の中にぎゅうぎゅうに詰め込まれて、あちこちを回ることに憧れがあります。一度はやってみたい。
控室でメンバー同士で楽しそうに話しているのを見ていいなと思ったり。
1人で行動していると、自ずと精神が内へ内へと入りこんでしまいます。これは音楽に限ったことではないですが。
1人で旅をするのと複数人で旅をする時とで感じ方が変わるますよね、それと同じなような気がします。一人旅はその街の風景を見つめながら、自分の中に入り込んで、あれこれ考えを巡らしたり、何かを思い出したりする。
人と一緒にいると、その人の表情だったり反応にも目を向けるようになります。精神が外をむく。そうすると景色も変わる。
1人で内へと入り込んで、できた曲と外を向いて複数人で作り上げた曲はまるで表情が変わります。それが同じ曲であったとしてもです。
みんなで作った曲の方が幾らか、からっとして明るい気がします。僕が1人でつくるとしめっぽくなりすぎることが往々にしてあります。底抜けに明るい曲を作ってやろうと思っていたのに終わってみると、寂しさが埃みたいに曲に纏わりついてしまっているということがあります。僕は狙ったところに玉を放ることができません。(底抜けに明るい曲はできたことないです)
人生で何度か何人かに「一緒にバンドしよう」と声かけたことありますけど、言う時緊張しますよね。
他の人はそうでもないのかな。
その日に言おうとしてたのに結局言えなかったり。